萩 ・ 草かんむりに秋 素敵な漢字を付けてもらったものですね 一口にハギと言っても、ヤマハギ・ミヤギノハギ・マルバハギ等々 色々な種類があるようです。公園によりちょっと違う感じだったり、 また、同一公園でも何種かあるようで、筆者にははっきり区別が つきません。 そんなハギに集うチョウや虫たちです。 「 ウラナミシジミ 」 (0924・B12) この時期にになると、決まってどこからともなく現れる不思議チョウですね。 ウラナミシジミにとっては、吸蜜に産卵にとハギの活用方法は多彩で 重宝しているようです。 ところが・・・末尾の能書きへ続く (上0925・B09) (下0924・B12) 上のカットはすべて浮気先、MFのハギでの一枚です (0926・A) 「 イチモンジセセリ 」 (上0925・B09) (中0924・B12) (下0926・A) ハギでの仕草は、より御茶目っぽかったです。 上述の二種と比べると頻度は少なかったのですが 「 ヤマトシジミ 」 (0926・A) 「 キマダラセセリ 」 (0925・B09) 「 キタキチョウ 」 (0821・B10) 「 ヒカゲチョウ 」 (0925・B09) 「 オオカマキリ 」 (0925・B09) カマキリがいるということは、昆虫たちがやって来るという指標なのかも知れませんね 「 クサギカメムシ 」 (0829・B12) 「 アブラムシ 」 と 「 ダンダラテントウ 」 (0911・B12) ハギをホストにしているアブラムシがいるのですね。 これが大好物の テントウムシからはムシャムシャと言う食事音が聞こえてくるようでした。 さて、ハギの賞味期限は早いようで、既に10月初めには一部のエリアでは根元から 20cm程のところからバッサリと切られていました。 身近なマメ科の植物に産卵 をしたウラナミシジミもまさかこんなに早くバッサリされるなどとは夢にも思わなかった ことでしょう。 この剪定、公園管理の一環として来季のためには必要な作業なのですね 2回にわたる 萩と昆虫たちの在庫整理完了です。(ホッ) 尚、種名の後などの()内は(撮影月日・場所記号)です。 場所記号 A : 観音崎 B : 横須賀市 英文字の後の数字は詳細場所ですが、筆者の忘備録メモ #
by pastel24c
| 2017-10-22 23:58
| チョウ
身近な秋の七草の一員、そのハギにやって来た昆虫たちです。 在庫整理を兼ねて、二回に分けて・・・先ずはハチ編 毎年、ハギで見かける二種の楽しみなハチがいます 「 ミツクリヒゲナガハナバチ 」 ずんぐりとしたメタボ気味な体形なのに、動作はすこぶる俊敏 チャームポイントは、艶のあるグレーの複眼でしょうか 春にはニッポンやシロスジヒゲナガハナバチが出現しますが、こちらは春タイプより やや小さな(体長約11mm)、秋限定のヒゲナガハナバチになります。また市内でも 筆者が会うのは一部のエリアのハギだけで、局所的かつ個体数も少ないように感じます。 さて、名前の由来のヒゲ(触角)ですが、どの個体も短い♀ばかりでした。 ♂も見て観たいと思い、周囲を注意していたのですが、結果今季も会うことは叶い ませんでした。 ♂はハギには興味がないのでしょうかネ。なんか不思議・・・ 「 アオスジハナバチ 」 こちらも体長10mm程の小さなハチです。青模様のハチはルリモンハナバチが 有名ですが、こちらはよく見ないと青模様もはっきりせず人気薄のようです(笑) チャームポイントの青い帯です。 帯の色は光線にもよるのでしょうが様々です。 黄色味の個体や 青と黄色のグラデーションのリングの個体もいます。 言い訳がましいのですが、二種とも、まるで疲れを知らない子供のようにじっと していません。落着きがなくハギに顔を突っ込んだと思ったら、もう飛び出して います。瞬時に蜜が吸えるのでしょうかネ? 食事はゆっくりしないといけませ んよね。そんなことで枚数だけ増えるのですが、ピタッとした写真がありません。 そんな写真泣かせのところが、毎秋夢中にさせるのでしょう。 (9/25・29 & 10/1日 市内 [衣笠山] にて) (トリミングあり) 二種に夢中になってしまいましたが、他には 「 キイロスズメバチ 」 (0924・B12) 「 キンケハラナガツチバチ 」 (0925・B09) 「 ミカドトックリバチ 」 (0925・B09) 「 ハキリバチの一種? 」 (0924・B12) 「 ヒメツツハキリバチ? 」 (0924・B12) 友情出演 「 クロヒラタアブ 」 (0925・B09) 尚、種名の後の()内は(撮影月日・場所記号)です。 場所記号 B :横須賀市 英文字の後の数字は詳細場所ですが、筆者の忘備録メモ 次回の在庫整理は、ハギで見かけたチョウや虫たちの予定です #
by pastel24c
| 2017-10-21 23:59
| 虫たち
昨日は、朝から久しぶりのお天道様 在庫整理をしている場合ではありません。 向かった先は、「 オオミズナギドリ 」 目当てで近くの海に・・・ 最初に昨年実績の磯に行ったのですが、沖合に鳥影すら見当たらず早々に切り上げ 過去実績のMFの磯に場所を変え・・・ 逆光に目馴れしてくると、「 オオミズナギドリ 」 らしきが数羽 沖合には釣り船が、底魚でしょうか? 水面の回遊魚ですと期待が持てるのですが 対岸は千葉になります。 ボートがあるといいですね やや斜光の場所を飛んだり、少しは近付くこともありましたが 無駄を承知でシャッターを押しては見るものの、でも遠い・・・ 思い切り、トリミングして見ました(汗) 100羽程度の群れが岸辺近くで大騒ぎのイメージでしたが、肩透かしでした。 お目当て通り、会うことは会えたのだから、今日のところはヨシと言うことで 運次第ですが、いずれ再チャレンジをしたいです。 オオミズナギドリは 遠かったのですが 近くの岩場に 「 トウネン 」 が二羽 如何したことか、もっと近くの撮りやすい岩場に移動してくれました。 あれれ、鳥にもまつ毛があったんだ(冗笑) この二羽、どんな関係なのでしょうね? 羽織を見ると、赤茶味がかったパフ部があるようにも見えます。 二羽とも幼羽かも知れませんね。 やがて、逆光の海に消えてゆきました 南への旅の途中の羽休め、今秋の出会いは三浦海岸で2回、当MFで2回良く会います。 シギの仲間では小さい部類で(スズメよりやや大)何度あっても可愛いです。 日本では一部、九州以南で越冬する個体もいるとのこと。この二羽もっと南下するのか 目的地は分かりませんが、いずれ長丁場、元気に旅を続けてほしいものです。 そして、また春に顔を見せてくれると良いのですが #
by pastel24c
| 2017-10-19 23:56
| 鳥
「 ホシホウジャク 」 「 ヒメクロホウジャク 」 「 オオスカシバ 」 各々の拡大した写真を見ると、このオオスカシバだけは吸蜜時に前脚を花に添えます。 前出の二種に比べると、体格にややずっしり感があるのがその要因でしょうか? それとも、前脚を使うことにより、省エネ・ホバリングを考え付いたのでしょうか? 前脚を使うなんて、パン食い競争だったら反則ですよね(笑) やはり、前脚を使わない方がスマートかつ精悍ですね 口吻はチョウ、翅はハチ、そして胴体は空飛ぶエビフライ(笑) 飛行上手な不思議な蛾たちですよね。 唯一、蛾に見える時がありますが、今季はまだ見ていません。 それはステルス戦闘機のような格好で止っている時なのですが・・・ さて、三種の個性的な蛾の後でインパクトに欠けますが この時期よく見掛ける「シロオビノメイガ」 筆者にとっては、撮るものが無く困った時のホウジャクですが、これまで 一日で二種まではありますが、御三家を同時に目にしたのは初めてでした。 (9/24日 市内 [久里浜花の国] にて) (トリミングあり) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ― 番 外 編 ― 「 オオキンカメムシ 」 上の写真のキバナコスモス絡みは やらせ です 実は、まさかの出会い なんと自宅の庭のお客様!! それはそれは驚きでした。見つけた時の写真です。 どうやら後翅が上手く畳めないように見えました 先日、自宅にルリモンハナバチなどが来るといいなぁなどと思い一本 100円でキバナコスモスを三本買ってきて植えて見ました。 記念撮影、地べたより花上がと思いつまんでその上に乗せて見ました。 どうして、こんなところに来たのでしょうね? いたのでしょうね? 以前アップした羽化場所からは直線で10kmほどです。 オオキンカメムシはかなり長い距離(マーキング観察では海を越え 130kmと言う記録等)を移動することは知られていますので この程度は一っ跳びだと思うので 居ても不思議ではないのですが 羽化場所以外で見たのはMFで一回、今回が二回目になります。 翅に損傷があるように見えましたが、一時間程後に見に行ったときは 周囲に姿はありませんでした。 三浦半島では、筆者は未観察ですが城ケ島に集団越冬をするポイントがある ようです。無事に仲間と一緒にこれから来る冬を乗り切ってほしいものです。 (9日 自宅にて) (トリミングあり) #
by pastel24c
| 2017-10-17 23:58
| 虫たち
秋雨前線 ご滞在、絶好の在庫整理日和ですね(苦笑) 飽きもせず、同じタイトルが続きます。 ついついレンズを向けてしまう花絡みですが、困ったことがひとつあります。 それは花が写っているばかりに、賞味期限が一目瞭然 撮ったらすぐに載せればいいのですが・・・ そんな訳で、賞味期限を気にしながら早いものから消化しなければ(汗) 前置き長くなりましたが、“ 久里浜花の国 ” で9月に出会った花と昆虫たちを2回に分けて 「 カラスアゲハ 」 「 ヒメアカタテハ 」 「 キタテハ 」 「 モンキチョウ 」 「 イチモンジセセリ 」 「 クマバチ 」 「 セイヨウミツバチ 」 「 ハキリバチの一種? 」 「 オオハナアブ 」 「 ナミハナアブ 」 「 オンブバッタ 」 ここは、100万本とも言われるコスモスが咲き乱れ、大型の観光バスなども良く 停車しています。ところが、コスモス畑は足早に通り過ぎ、ルリモンハナバチ目当てに 向かう先はどうしても昆虫たちの好きなキバナコスモスの一角で腰を据えてしまいます。 そんな訳で、通りすがりに目にした 「 ヒメアカタテハ 」 「 キアゲハ 」 コスモス、100万本の遠景を撮るのを忘れてしまいました(笑) 「 ツマグロヒョウモン 」 このレモンブライト、来園者には人気があるようですが 虫たちには、なじみが薄いようです。 虫たちに貴賤は無いはずなのですが、筆者の勝手で目的のルリモンハナバチは すぐに載せたのですが、他のものは撮りっぱなし、その時の待ち時間にレンズを 向けた昆虫たちです。ちなみに、ここのコスモスの賞味期限ですが、月末の28 29日には、来園者向けの 摘み取りイベントが行われ、期限が切れます。 (9/9日&24日 市内 [久里浜花の国] にて) (トリミングあり) 次回、キバナコスモスにやって来た、ホバリング吸蜜をする蛾、御三家など #
by pastel24c
| 2017-10-16 23:54
| 虫たち
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