<   2017年 06月 ( 17 )   > この月の画像一覧

梅雨の晴れ間の拙庭にて


梅雨空にしては、日中は安定した天気になりました。
MFでもひと回りと思っただけで・・・
蒸し暑さに、脳とは裏腹に手足が反応してくれず。



そんな中、庭先に一頭のムラサキの舞が目に入りました。

急ぎ、カメラ持ってくると、幸いにも「アジサイ」の葉上に止ってくれました。 

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「ムラサキツバメ」でした。
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次に目についたのは、笹の葉上の、「ヤマトシジミ」
暫くじっとしていましたが、翅は開いてくれず・・・
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さて、どう言う訳か今季はまだアゲハの写真が一枚も撮れていません。
(出会いも少ないです)

そんな中、もしかして・・・アゲハの幼虫がいるかもしれないと思い
「サンショウ」と「キンカン」をチェックして見ました。

筆者が気が付かなかっただけで、どちらの木にも
いつの間にか産卵に来ていたのですね

先ずは「サンショウ」

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卵を見つけました。
全部で三個確認出来ました

次に2~3mm程の1齢幼虫も三頭見かけました。
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ここでの一番大きい子は10mm程(3齢程度)が二頭いました。
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つぎに、「キンカン」に眼をやると

20mm程の4齢幼虫と思われるのが一頭いました。
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久しぶりに怒った(警戒)時に出す角(臭角)を見たくて、たまたま家内が
近くに居たのでツンツンしてもらいました。 やらせになります(謝)
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高い枝周りは確認できませんでしたが、この4齢の他に
目視できる範囲に3齢幼虫が5頭ほどいました。


緑色の終齢幼虫は確認できませんでしたが、卵から4齢まで様々な過程の
幼虫がいたということは、筆者の知らない間に何度か産卵に来ていたのですね。


暫く観察していると、「セグロアシナガバチ」がパトロールにやって来ました。
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すぐ近くの葉上に止ったり、幼虫にとっては一大事、
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ハチは、葉の隙間や奥に入り込み執拗に何かを探していましたが、この幼虫たちを
イモムシ団子にすることもなく、また筆者のレンズが気になったのでしょうか? 
やがて、事件を起こすことなく飛び去りました。

幼虫、筆者に見つけられて、ハチに見つけられないなんてことはないはず
(まさか、鳥糞擬態に騙されて気が付かないということはないですよね?)
今回、イモムシ団子にして持ち帰る他に、なにか目的があったのでしょうか?
それとも、食べごろの緑色になる時期を脳裏に記録して引き上げたのでしょうか?

ともあれ、幼虫たちに被害はありませんでした。

ハチの他にはスズメやメジロなども時々徘徊しています。 そんな中で
今までの経験から無事にサナギになれる幼虫は一割ぐらいでしょう。


そして、先日は自宅裏で「ツマグロヒョウモン」のサナギを見つけました
食草のパンジーのあるところから6m程離れていました。
結構遠くまで移動し、サナギになるものですね。
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上の写真は20日撮影時のものです。
このサナギ特有の金属光沢の突起がはっきりしていました。

今日確認したところ、突起は色褪せ既に抜け殻状態です。
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このツマグロヒョウモンは羽化時には真っ赤な羽化液を出しますが
下部やその付近には痕跡がありませんでした。
やや心配は残りますが、無事に大空に飛び立ったことでしょう




未だ、アゲハの成蝶の写真は撮れていないのに、その予備軍を先に撮ることになりました。
それはそれでヨシと言うことに・・・

TOPの写真には「ササグモ」が9枚目には「テントウムシ」も写っていました。
ネコの額ほどの小さな庭ですが、色々な事があるものですね。
(29日 自宅にて) (トリミングあり)





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by pastel24c | 2017-06-29 23:57 | チョウ | Comments(2)

撮りっぱなしの テントウムシ たち


見た記録と忘備録を兼ね
「 テントウムシ 」 たちの在庫整理です。



① 「 ヒメカメノコテントウ 」 (4mm)

小型のテントウムシですが、小さな背中の模様は
市松模様のような個体が多く、手が込んでいます。

・ 個体A (170620・A)
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・ 個体B (170528・C)
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・ 個体C (170531・A)
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肉食性で主にアブラムス類を食べます
・ 個体D (170609・A)
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ナミテントウの色や紋様は様々なことは良く知られていますが
このテントウムシにも、同種とは思えないシンプルな背中の個体もいます。
上の4個体は亀甲型ですが、市松模様ではなく背すじ型と言う個体もいます。

・ 交尾態 亀甲型♂ & 亀甲型♀ (170616・A)
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・ 交尾態 亀甲型♂ & 背すじ型♀ (170625・B10)
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・ 交尾態 背すじ型♂(2紋型) & 亀甲型♀ (170619・A)
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今までは個別でしか見たことはなく、本当に同じ種だろうかと思っておりました。
いつかは交尾態を撮りたいと思っていた願望が叶い、同種であることを納得
まさに、百聞は一見でした。

それにしても今季はヒメカメノコテントウには良く会いました
おかげで、今回の目玉商品(笑)になりました。



白渋病菌類を食べる変わったテントウムシたちです。

② 「 シロホシテントウ 」 (4mm) (170619・A)
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③ 「 ムーアシロホシテントウ 」 (5mm) (170620・A)
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④ 「 キイロテントウ 」 (5mm) (170511・A) & (170620・A)
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草食系のテントウムシたちです

⑤ 「 ニジュウヤホシテントウ 」 (7mm) (170605・B06)
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⑥ 「 トホシテントウ 」  (8mm) (170616・A)
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肉食系のテントウムシたちです。

⑦ 「 ダンダラテントウ 」 (6mm) (170528・C)
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⑧ 「 ナミテントウ 」 (8mm) (170620・A) & (170620・A)
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⑨ 「 ナナホシテントウ 」 (8mm) (170609・A)
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⑩ 「 ナミテントウの蛹 」 (170508・A)
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羽化を期待し、暫く見ていたのですが一向に状況変わらず根気負け(笑)



尚、種名の後の( )内は、(参考体長 約 mm) (撮影年月日・場所記号)です。
場所記号 A : 観音崎
       B : 横須賀市
       C : 三浦市(小松が池)
英文字の後の数字は詳細場所ですが、筆者のメモと言うことで。




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by pastel24c | 2017-06-28 23:59 | 虫たち | Comments(0)

ハグロトンボ 健在


コフキトンボ同様、当県では要注意種(県内において生息地
生息個体数が明らかに減少傾向にある種) に指定されている
「 ハグロトンボ 」 に今季も会うことが出来ました。

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成熟♂は腹部の金属光沢が目立ちます。
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♂に比べ、♀の腹部は地味で落ち着いた色合いです
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光加減により、とても繊細な翅脈が浮き上がります
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そして、腹部が異常に折れ曲がった個体がいました。
(腹部の細いトンボでは時々見かけることがあります)
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この個体は、とてもサービスが良かったです
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透明感のある翅が多いトンボの中にあって
ひときわ目を引く、黒い翅に魅せられました。



歳とともに、年々せっかちになり(笑)今季は少々早いかとは思いましたが
この日以降、暫くは空模様も、はっきりしない予報に後押しされました。

出始めでしょうか、個体数は全部で5頭、2・1・1・1頭と点在しており
例年と比べ、やや少ない感はありましたが、毎年、気になる「ハグロトンボ」
にシーズン早々会うことが出来、良かったです。
(24日 市内 [沢山池周辺] にて) (トリミングあり)




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by pastel24c | 2017-06-25 23:56 | トンボ | Comments(2)

コフキトンボ in 横須賀


昨年は隣市の三浦と横浜で見る事が出来ましたが
今日は嬉しい、市内で初めてとなる 「 コフキトンボ 」 に遭遇。

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一見、シオカラトンボやオオシオカラトンボの♂のように見えますが
ひと回り小さく、遠目でも何となく違いが分かります。

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池縁の比較的狭い一角に、5頭程確認出来ました。

こちらの個体は腹部の白粉は確認できますが、胸部はまだのようで
成熟なのか未成熟個体なのか中途半端です。
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成熟個体になると腹部や胸部に白粉をまといます。
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このことが、コフキトンボの名前の由来です。
♂、♀共に粉を吹くとのことで、性別の同定は難しいです。



折角の市内での初見、パフォーマンス写真もないのも寂しいものです。
そこで、無理やりの能書きです(笑)

昆虫は6本脚と決まっていますが、本種やシオカラトンボ
などの止り時は、いつ見ても4本脚しか確認できません。
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上の写真をよく見ると、前脚を複眼と胸部肩の間に上手に収納しています。
これが止った時の普通の写真ですが・・・

止まる直前には、脚を6本出している貴重な(笑)写真がありました。
(右中脚を損傷?しているようにも見えました)
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4本の脚だけで止まるトンボも、捕食や、今回のような時は6本脚を使うようです。

チョウの場合には、一部の種では生まれた直後から前脚を収納し、4本の脚で
生活するものもいます。 昆虫たちの前脚考も色々で、興味深いです。



さて、大袈裟なタイトルになりましたが、このトンボの当県の状況について
調べたところ 要注意種(県内において生息地、生息個体数が明らかに減少
傾向にある種)との扱いでした。 近場で見れて良かったです。

こうなると欲の出る筆者、♀の異色型(オビトンボ型・白粉は吹かない)も
見たくなります。 参考までに、下の写真は昨年6月横浜で撮影したものです。
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市内での ♀異色型の有無など、今夏もう少し観察して見たいトンボです。
(24日 市内 [YRP] にて) (トリミングあり)

そしてこの後、やや早いかと思いましたが同じ要注意種の「ハグロトンボ」のエリア
も回って見ました。 運よく数頭を確認、楽しい梅雨の合い間になりました。





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by pastel24c | 2017-06-24 23:59 | トンボ | Comments(0)

雀 と 青蜂( セイボウ)


正確に言うと 「 スズメのオブジェ 」 と
体長10mm前後の 「 クロバネセイボウ 」 です

ここは、公園入口のスズメの飾りのある車止めです
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どう言う訳か、ここに数頭の 「 クロバネセイボウ 」 がやって来ます。
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思い切りトリミング拡大してみました。
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偽物のスズメと言うことを知っているのでしょう。
平気で嘴に止まったり、纏わりついたりします。
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スズメの付け根に、ほんの少しの隙間があります。
中の様子をうかがったり、入ったりします。
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さて、数種類のセイボウの仲間がいますが、自ら子育てをすることなく、他の
生物の巣穴や蛹の幼虫などに卵を産む、いわゆる寄生蜂として知られています。

鳥の托卵ではカッコウが有名で、外国では宝石蜂と呼ばれる
一方で、カッコウ蜂とも呼ばれているようです

このクロバネセイボウのホスト(宿主)は「ヤマトルリジガバチ」と言われています。

そんなことを考えると、ここに来る目的は隙間の奥の空洞にホストの巣があり
産卵に来ると考えるのが妥当ですが、ここでホストとなるハチを見たこともなく
また、一回り大きなホストがこの隙間に入るのは難しいのではと思いました。

結局、何のためにこの周りを複数のセイボウがうろうろしているのかは謎です。
単にメタリックな場所が好みなのか? 隙間を見つけると入りたくなるのか??

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参考までにちょっと離れた場所で見かけた
ホスト役の 「 ヤマトルリジガバチ 」 です。
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一度、巣を発見したいと思っているのですが・・・なかなか



それにしても、宝石蜂と言われるだけあって、輝きは一流です。
大ピンボケですが、眩しい感じがお気に入りの一枚です(笑)
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陽射しが強すぎて、露出補正が難しかったです。
ストロボ撮影のような輝きにも見えますが、全て自然光です。



一昨年に同じような光景を観察しましたが、昨年はここでは見る事はありませんでした。
楽しい2年ぶりの再会になりました。

TOPの写真のように、ここは小さな広っぱになっており、学校が終わった時間に
なると子供たちが三々五々集まって来ては、草野球をしたりと歓声が響きます。
撮影はそんな時間までが勝負です。

また時々、車止めが外され、広っぱには作業用の車が入る事があります。
そんな構造物にやって来るクロバネセイボウ、謎多き宝石蜂です。



そんな広っぱでは、初夏の便りをのせた 「 ウスバキトンボ 」 が飛び交い始めました。
まるで、疲れを知らない子供のように・・・休むこともなく。

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(16&19日 観音崎) (トリミングあり)





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by pastel24c | 2017-06-22 23:59 | 虫たち | Comments(2)

アジサイ と 虫たち


梅雨入り宣言後、暫く空梅雨状態が続いていましたが、
今日は終日雨模様、列島の一部では豪雨もあったようで・・・

梅雨の定番の「アジサイ」も久しぶりの雨に喜んでいたことでしょう。
本来はこんな日にしっとりとしたアジサイを撮りに行けばいいのでしょうが


最近撮ったアジサイ絡みの昆虫たちです。

「ダイミョウセセリ」
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チョウで絡みが撮れたのはこの一種だけでした。



「ホソヒラタアブ」
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「クロウリハムシ」
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「サツマノミダマシ」 (クモ)
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さて、名前の由来ですが、騙し とはは何に似せているのだろう?

「薩摩・蚤・騙し」 ・ 「薩摩の実・騙し」
小さくて蚤のようで、てっきり前者だと思いましたが
実は後者の薩摩の実の方が正解とのことです。

薩摩の実とはあまり聞きませんが、緑色のハゼの実のことを
地方によってはそう呼ぶそうです。



「ナナフシモドキ」
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こちらの名前の 擬き の由来ですが・・・

もともとの「ナナフシ(七節)」の意味は、節くれだった樹の枝を指し、
その枝に大変良く似ている(擬態している)ことから「ナナフシモドキ」
という和名になったとのこと。略してナナフシでも良いようです

暇に任せて節の数を 点でプロットして見ました。
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あれれ、筆者の見立てでは14節ありました。
ナナフシの “ 七 ” は、たくさんと言う意味もあるとのこと。
ややこしい名前の虫さんですね(笑)

たまたまアジサイの葉上で見た、騙し と 擬き でした。



「アカスジキンカメムシ」
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今季、二度目の出会いになりました。
花が一緒に入れば今回の目玉商品になったのですが・・・残念(笑)



あちらこちらで、アジサイは咲き誇っていますが、以外と訪れる昆虫たちは
少なく、不人気のようです。
こんな企画をするのであれば、アジサイにつきもののカタツムリも何とか
探し出して、撮っておけば良かったなんて・・・
(17・19・20日 観音崎) (トリミングあり)






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by pastel24c | 2017-06-21 23:59 | 虫たち | Comments(0)

キイトトンボ 健在 ・ オオキンカメムシ 到着


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毎年楽しみにしている市内のポイントで
今季も「キイトトンボ」は健在でした。・・・安堵

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7~8個体が確認できました。
何とか、♂と♀が分かる写真も撮れました

♀ です。
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(色合いなど♂の未成熟個体と似ており区別は難しいですが
腹部前方(2・3節)下部に凸部(副性器)がありません)


光加減や撮影角度により、複眼の色合いが微妙に異なるのも魅力です。
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(上とは別個体の♀です)
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♂ です
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(腹部後方の上部の黒紋がはっきりしているので、成熟♂です)


複眼、どうしても拡大したくなります(笑)
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こちらは未成熟個体かな?
(胸部がまだ黄緑色にならず茶色味を帯びている)
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お食事中の♂もいました
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ムシャムシャ 音が聞こえてくるようでした
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ご馳走には翅があるのが分かります。小さなハエの一種でしょうか?
3分程かかって、食べきりました。



そしてカメラに向かい、照れくさそうな仕草が可愛かったので
二コマ動画にして見ました(笑)
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東京都や神奈川県では絶滅危惧Ⅰ類に指定された貴重なトンボです。
こうして市内で毎年少数ですが(今季は多かった)見れることは嬉しい限りです。

~ 嬉しい来季へのメッセージ ~
一組のカップルも見かけました。
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もともとここは自然豊かな丘陵地帯で、近年企業誘致などを目的に開発された
エリアですが、一部に自然公園として水辺を残しています。
そんな環境下で毎年、キイトトンボを始めクロイトトンボやアオモンイトトンボ
などが種を繋いでいます。今年もこうして会えたことにほっとしていると同時に
心配性な筆者(笑) また来年も会えることを祈らずにはいられません。
(17日 市内 [YRP] にて) (トリミングあり)



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「オオキンカメムシ」 ご到着


さて、ここにはもう一つ誇れることがあります。

先日もちょっと紹介した「オオキンカメムシ」の御神木の「アブラギリ」が
あります。先日は花を付けていましたが、昨日は花は枯れ、果実を付ける
準備に入ったようです。
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あと2ヶ月ほどするとオオキンカメムシの幼虫が、
この果実の汁を吸って大きくなることでしょう。


そんなことを思いながら、アブラギリを眺めていたところ・・・
隣りの木の葉上に一頭の らしき が止ったのを確認しました。

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数枚写真は撮れたのですが、すぐにアブラギリの樹上に姿を消しました。

拡大して見たところ「オオキンカメムシ」に間違いありませんでした。



WEBの資料によると6月頃から交尾・産卵を行うとありました。
産卵場所の下見、それとも産卵に来たのでしょう。

一頭だけではないのではと思い、暫くその場で様子を覗いましたが
その後は一向に音沙汰もなく、首も疲れ、蚊も出始め、観察は終了。

以下は筆者の考えですが・・・
(一頭が100~140個の卵を産むそうです。多勢で押しかけて産卵されては
孵化の頃にはアブラギリは悲鳴を上げてしまうことでしょう。そんなことを考えると
共倒れしないためにも、一つの木にはせいぜい数頭がいいところかも知れませんね)


アブラギリの産室にオオキンカメムシの到着確認の報告です。
孵化は8月ごろでしょうか? 楽しみです。
(17日 市内 [YRP] にて) (トリミングあり)





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by pastel24c | 2017-06-19 23:56 | トンボ | Comments(4)

林縁のアニメ・キャラ


体長7mmほど、肉眼では葉上のゴミのようでしたが

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モニターを拡大して見ると・・・

なんと小さなアニメ・キャラ!!
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このキャラの存在は、以前何かで見たことがあり知っていましたが
今回初見になりました。

太い毛が二本、頭部のような部分が尻尾になります。
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さてこの正体は、「ブチミャクヨコバイ属の幼虫の一種」です。

この独特のキャラも大人になると下の写真のように変身します。
(ブチミャクヨコバイの成虫写真がないので
よく似たシロオビアワフキの写真になります)
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上の写真だけでは寂しいので、一番ポピュラーなヨコバイ参上

子供たちに人気の通称 “ バナナムシ ” こと
「ツマグロオオヨコバイ」(体長約13mm)です。

前から見ても
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背面から見ても
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愛嬌者です。怒った顔は見たことがありません。

ちょっとバナナの皮をむいて見ました(笑)
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おまけは、友情出演の “ メロンパンマン ” です(笑)
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ちょっと無理がありました 子どもの夢を壊してしまったかナ
腹部背中に色々な顔模様を持つ「コハナグモ」(♀体長約7mm)です。
脚が二本欠損、痛々しそうでした。 大きな獲物を狙い過ぎ?


こちらは、少々こわもての「ハナグモ」(♂体長約6mm)ですが
正義の味方  マフラーなびかせ現れた “ みどり仮面 ” のおじさんです
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林縁のアニメの世界を覗いてみました(笑)
(撮影 ツマグロオオヨコバイ4月 他6月 YRP・観音崎にて)



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第二部 「泡の中から」


さて、ブチミャクヨコバイの成虫の代役を務めた
「シロオビアワフキ」の幼虫(体長約9mm)について少々

この時期、木々についた白い泡をよく見掛けます。

泡の中身に興味津々・・・
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暫く観察していると・・・
泡姫(表現あまり良くないですって・笑)が出てきました。

お風呂上り、お肌がつやつやしていました。
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この泡、幼虫自らの腹部から出すようです。
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上の写真をよく見ると・・・
頭部と腹部の境目あたりから泡を出すのでしょうか?
それとも泡石鹸の落とし忘れ(笑)


大分類のカメムシ目、セミやカメムシを始め、今回のヨコバイやアワフキ
そしてウンカやグンバイムシ、アメンボなど個性あふれる虫の世界ですね。
(撮影 5月 観音崎) (トリミングあり)



追 記

最近撮ったカメムシ目の仲間の「アワダチソウグンバイ」です。
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行司の軍配からついたのでしょうか、体長3mm程の平べったい小さな容姿に
触角があり、翅があり、脚があり どこだか分かりませんが目や口もあるなんて・・・

カメムシ目の世界も様々、奥が深いですね (次はマクロで撮らなければ・笑)





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by pastel24c | 2017-06-17 23:59 | 虫たち | Comments(2)

市内 の オオミドリシジミ


今季、横須賀市内での ゼフィルス(注) 第5弾
「オオミドリシジミ」 に会うことが出来ました。

ここは桜で有名な公園で、桜の木の外れに一本の栗の木があります。

ひと塊の栗の花になんと2頭が!!市内での初見には贅沢過ぎ

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上の二頭を始め、全4頭を確認出来ました。
(いるところにはいるんだァ・・・嬉 実感)

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どこに蜜があって、どんな味がするのでしょうか?

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さて、時々ハチやアブがパトロールにやって来ます。
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そんなハチに追われて、一頭が桜の葉上に止りました。

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この一頭、右中脚と左前翅に損傷がありましたが・・・
サービス精神旺盛で唯一、開翅サービスをしてくれました。

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こちらは別個体ですが、飛び出しを一枚

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いつも鳥関係でお世話になっている方から、情報をいただき、早々に訪ねて見ました。
オオミドリシジミ、嬉しい市内での初見初撮り。情報ありがとうございました。



オオミドリシジミの他には

桜の葉上で「アカシジミ」を一頭確認
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同じ栗の木で「ウラナミアカシジミ」を一頭確認
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そして栗の木で一番最初に目に付いた「ヒカゲチョウ」
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吸蜜シーンが多かったり、そこそこ晴れてはいましたが、太陽光の差込みは
弱く、中々開翅してくれず、一時間以上同じ場所で粘ってしまいました。


帰りがけ、もう一本の栗の木をチェックして見ましたが、こちらにはいませんでした。
代わりに、樹上で数頭の「トンボエダシャク?」(蛾の仲間)が飛び交っていました。

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たまたまですが、今季は、隣市のM公園には行かず、市内を探索の甲斐がありました。
こうなるともう一種 ウラゴマダラシジミ をなんて欲が出ます。
その前に、MFのいつもと違う場所でミドリシジミは見たのですが、例年のポイント
では未だ確認できず。もう一、二度行かなくては・・・
(15日 市内 [衣笠山] にて) (トリミングあり)


(注)
ゼフィルスの語源は、ギリシャ神話のそよ風を運んでくると言われる“西風の神”
のことで、このそよ風の時期に、年に一度だけ現れる樹上性シジミチョウに対して
与えられる一種の称号。
日本にはゼフィルスと呼ばれるチョウは25種がいますが、公園などで比較的安易に
見る事の出来る6種を平地性ゼフィルスと呼び、今回の5種もその仲間になる。
(WEBから一般論を抜粋)



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by pastel24c | 2017-06-15 23:59 | チョウ | Comments(6)

その翅片は・・・ビロードハマキ?


さて、しつこく再登場の気になった翅片ですが

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偶然にもウラナミアカシジミに会ったその日に・・・

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あれは、ぼくの仲間のものだよと言わんばかりに

ハマキガ科の蛾 「 ビロードハマキ 」 に会いました。
(体長:頭部から翅端まで25mm程度)

星屑を散りばめたような紋様、なんとも手の込んだ細工です。
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そして一見、頭部がどちらだか分かりません。
翅端に黄橙色に黒色の紋があり、最初の一撃で命を落とすことのない様
捕食者にはこちらを頭部と思いこませ、狙わせる仕掛けけなのでしょうか?

こちらが本物の頭部です。
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とても、個性的な蛾ですね。 最初にこの子を蛾に分類した学者は凄いと思います。

この容姿美しいと感じるか? 不気味と感じるか? 意見は分かれるところでしょう
筆者は後者の方になります。 いずれにしても、創造の神の傑作に違いはなく
年に一度は会いたい蛾の一種です。

何とか3方向のアングルから撮らせてはくれたのですが・・・
今日の本題、肝心の腹部や後翅を撮ることは出来ませんでした。
(10日 観音崎) (トリミングあり)


そんな訳で以前撮った画像になりますが(13年6月撮影)

腹部と翅裏です
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こんなかたちで、後翅を見てもらうのは残念ですが
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翅片、手に取って綿密に調べることも出来なかったこともあり
完全にビロードハマキの後翅の一部とは言い切れませが、WEB上の
後肢の写真なども含め、限りなく近いのではないかと思っています。





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by pastel24c | 2017-06-13 23:55 | 虫たち | Comments(0)