枸杞(クコ) と ヒゲナガ蜂


路肩に咲いていた 「 クコの花 」 に頻繁にやってきた ハチ がいました。


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春のニッポン & シロスジヒゲナガハナバチ の特集は何度かしておりますが
今回は、晩夏から秋に活動するヒゲナガ蜂、「 ミツクリヒゲナガハナバチ 」 です。

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体長 10mm程 のメタボな感じに親近感を覚える方もいることでしょう。
しかし、その機敏性は半端ではなく、花から花へ落着きの無さは CM泣かせ


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秋になると、萩では時々見かけますが特集が出来るほどの成果もなく、ところが
今回は数頭が入れ代わり立ち代わり クコの花 にやって来ては撮影チャンス恵まれ
このハチの特集が出来るなど思っていなかったので、嬉しい誤算。



ヒゲ(触角)長くないじゃないか ・ ・ ・ ですよね

吸蜜にやって来たのは、ヒゲの短い ♀ ばかりでした。


ところが ・ ・ ・ 突然目の前のフェンスのパイプの上に

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「 トゲツヤヘラクチイシアブ 」 に捕らわれたこちらのハチ

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あれれ ・ ・ ・ ヒゲが長~い

皮肉なことに ♂ と最初の出会いがこんな形になってしまいました。


この後、葉上で休憩中の ♂ を一頭見かけました。

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吸蜜に夢中な ♀ に比べ、なんとも対照的でした。
( web上では ♂ の吸蜜のシーンもたくさんあるので
  たまたまだと思いますが、 ♂ の名誉のために ・ 笑 )


ただし、気になったことがあります。

♀の後肢には ♂ と比べるとたくさんの花粉が付いているのが分かります。
どうやら土中の巣に持ち帰り後肢の花粉をそげ落とし、それに蜜を吐き出して
作った 花粉だんご に卵を産み付けるためのようです。

このハチの ♀ は、シングルマザー として生き方を選択したのでしょう。



もう一つ、食事は花に頭を突っ込んで花蜜を吸うものだとばかり思っていましたが
まさかの行動をが ・ ・ ・  (撮影時には気が付きませんでしたが)

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なんと、つぼみに口吻を差し込んでいるように見えます。
ハチのこんな行動は初めて見ました !!


この体形で似ているハチもいますが、複眼が鈍いブルーに
ドット模様と、他のハチとは一線をひいています。

そして気になる名前の由来、参考までに調べてみたところ
明治時代の動物学者、 箕作 佳吉(みつくり かきち) に由来するようです。



30分ほどいましたが、他には 「 ホソヒラタアブ 」 がやって来ました。

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今まで、クコの花 では虫たちをほとんど見ることが無くノーマークでしたが
今回、思いもよらぬ、秋のヒゲナガハナバチ特集 のプレゼントをもらいました。
(9/13日 市内 [轡堰] 近辺にて) (トリミングあり)




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― あれから 3週間ほどが経ち ―

クコ が赤い実を付け始めているのではと思い再訪して見ました。

ところが、台風(強風と塩害)の影響でしょうか
背丈の高かった部分は、ほとんどが枯れ果てていました。

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そんな部分で、 「 イチモンジセセリ 」 が戯れて

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風雨を凌いだ、僅かな花では

「 セイヨウミツバチ 」 を数頭見かけました。

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「 チャバネセセリ 」 もやって来ました。

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この日は、ミツクリヒゲナガハナバチ との再会はありませんでした。


足元の赤い実には、「 プチヒゲカメムシ 」 を一頭見かけました。

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クコの実を使って作ったお酒、クコ酒は聞いたことがあります。効能について調べて
見たところ滋養強壮はもちろん美白効果までアンチエイジングとしての重宝な効能
ばかりでした。 古くから中国では不老長寿の実と言われているようです。そんな訳
で数日後は、クコの木自信が傷んだ部分を修正し復活しているかも知れませんね

銀杏拾いの次は、クコの実採りかなぁ(笑)
(4日 同地にて) (トリミングあり)




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by pastel24c | 2018-10-10 23:59 | 虫たち | Comments(2)
Commented by Sippo5655 at 2018-10-12 22:07
ハチの世界も奥が深い!!
最近、よくハチを撮影します。
特に理由があるわけではないのですが、
なんとなく気になって撮影してます^^;
複眼が緑の、蕾に夢中の子は、誰でしょうね・・・?
アブっぽい風合いだけど、触角はハチ??
Commented by pastel24c at 2018-10-12 23:45
Sippo様
種類も然ることながら、その生態も様々で興味深いものが多く
ハチの世界は奥が深すぎるように思います。
また、吸蜜時の忙しないこと、思い通りに撮らせてもらえず
撮影意欲が湧き、ついつい夢中になってしまいます(笑)
複眼が緑? アオメアブ、ウシアブそしてミバエの仲間などが
浮びますが、ハチとなると見た記憶が出てきません。興味深いです
いつもご訪問ありがとうございます。
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