鳥糞 と チャバネセセリ


人が座っているのを見たことのない林縁を背にした 薄汚れたベンチ。

そんなベンチに、小さな先客(〇印)を見つけました。

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「チャバネセセリ」でした。

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よく見ると、白い鳥の糞の上で盛んに口吻と腹端を動かしていました。

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久しぶりに見るチャバネセセリの
“ 吸い戻し行動 (*1) ” でした。

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腹端をアリが舐めているように見えた写真が一枚ありました(笑)

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(*1)
セセリチョウやタテハチョウの仲間で、乾いた鳥の糞や果実に止まり、腹端
から水滴を出して、それを溶解させてから吸い込む行為を「吸い戻し行動」と
言い、この中に含まれるどんな成分(栄養素)の補給の為なのか、その生理的
なメカニズムは良くわかっていないようです。



今回の観察では飛び立つまでの5分はどの間に80枚ほどの写真を撮り
ましたが、吸い戻しと言われる由来である腹端から水滴状のものを出している
様子が写ったカットが無かったのは残念でした。 筆者のタイミングが既に水滴
を出した後だったのかも知れませんね。肝心な場面はまたいつかと言うことで・・・

自然界にあって、鳥の糞は植物の種を運んだりするほか、一部のチョウにとっての
生きる糧としての栄養素供給などにも役に立っていることを思うと、たとえ糞とて
無駄なものはないのだと実感させられる行為でした。
(6/29日 観音崎) (トリミングあり)



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by pastel24c | 2018-07-03 23:59 | チョウ | Comments(0)
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