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セイタカシギ の 子供たち (3)


この日はとても蒸し暑かったです。
こんな日は、やはり水の中がいいよね。

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生後3Wとお聞きした子供たちの続きです。

採餌も上手になりました。
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脚や嘴の色々な使い方を覚え
痒い痒いも様になってきました
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水浴びだって、出来るんだ。
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水浴び後の翅パタも見せてくれました。
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まだ、すきっ羽のようです(笑)
そして、羽根に油分が少ないのでしょうか?
水の弾きも良くないですね。


参考書などによると、孵化後4Wほどで飛べるようになるとのこと。
と言うことは今日あたりは飛んでいるかも知れませんね。
ところで、この飛べるようにとはどの程度のことを言うのでしょうか?。
上の写真の羽根の感じを見ると、まだまだ大空を飛ぶのには時間がかかり
そうな気がしました。




子供たちの動向はこの辺で終わりと言うことで
以下、大人たちの画像になります。



先ずはジョークから

“ いないない・ばぁ~ ”
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飛躍は何度見ても格好いいです。

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親同士の争いはほとんどありませんでしたが
今回目にした唯一の小事件です。
(4コマですが容量的にアップ出来ないので 2コマ×2にて)

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どうやらちょっかいを出したのはの 羽縁の白さがはっきりと
しているので、昨年生まれの若鳥のようでした。



一度だけカラスに立ち向かう姿を見ました。
こちらは大事件でしたが、上手く撮れませんでした。

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この時は同時に数羽が飛び立ちました。



抱卵中のカップルも見かけました。

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羽織の色合いから、抱卵しているのが♀、抱卵を交代に来た方が♂でしょう。

バーダーさんの話によると、先日の大雨で水没したので、孵化は微妙とのこと
でした。一昨日の季節外れの雨台風の影響も心配ですが、この日見た限りでは
巣の破損も無く、卵も流された形跡もなく、親たちの努力が報われることを
願うばかりです。



国内に於いては旅鳥または留鳥としての位置付けで、環境省絶滅危惧種Ⅱ類
当千葉県では最重要保護動物(絶滅危惧種ⅠA類相当)の指定を受けています。

今季、2回の訪問で、それぞれ元気な姿を見る事が出来て良かったです。
なにより、近場での貴重な繁殖地として継続して機能していたことに安堵

以下主観になりますが・・・

住宅地がすぐそこまで広がる田園、近くを内房線、久留里線が走り、一見鳥たちとは
無縁のようですが、繁殖地としての条件、餌が豊富で子育てをしやすい環境が整って
いるのかも知れません。
その一つとして蓮田の一部には異様なにおいがするほどの大量の野菜くずを投入し
環境にやさしい有機栽培が一役買っていることは間違いないでしょう。
またセイタカシギの他にオオヨシキリやバン、カルガモなどが、子育てをしています。
天敵のヘビや猛禽なども少ないのでしょう。トビやカラスは仕方がないのですが、住宅
の近くと言うことが逆に幸いし、食べ物には困っていないのかも知れませんね。
先日出掛けた時は蓮田で農作業をしていました。農家の方の生き物に対する配慮もある
ように感じました。

高度成長やバブル経済の名のもと、少なからず環境破壊に加担した一員として
また産卵から育雛、本来はそっとしておいてあげるべきところですが、夢中に
なってカメラを向けたりと、偉そうなことは言えませんが、来季も同じような
光景が見られることを祈りつつ
(8日 千葉 木更津 にて) (トリミングあり)



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~ 海ボタルにて ~

途中、立ち寄った海ポタルにて最高の語呂合わせ
「ホタルガ」が足元に居ました。

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食草はサカキやヒサカキ、ここで羽化したとは考えられません。
風に乗り海を渡って来たのか? 誰かの車で来たものの置いて
行かれたのかも知れませんね?

ジョーク好きの筆者には、またとない光景でした。



しつこく、そしてぐだぐだと、3回も引っ張ってしまいました。
写真の質はさておき、色々なシーンを垣間見ることが出来、満足しています。
結果、総数44枚、ご覧下さった方ありがとうございます。




by pastel24c | 2018-06-13 23:59 |
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