ヒゲナガハナバチ 特大号( 付録編 )


特大号(野草編)から一か月以上経ってしまいましたが(汗)・・・

子供のころ買ってもらった お正月などの特大号 と言うと
付録がいっぱいで楽しかったですね。そんなことを思いつつ・・・



毛色の違う2頭

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数ある中で、わざわざ同じアザミに来なくてもいいのにと思いましたが・・・

仲が良いのか悪いのか分かりませんが、暫くは同じ花上で可愛い仕草

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ここで脳裏をよぎったのは・・・もしかして

「 ニッポンヒゲナガハナバチ 」 (以下 ニッポン) 

「 シロスジヒゲナガハナバチ 」 (以下 シロスジ)

の貴重なコラボと思ったのですが・・・



最初に 二種の違いについての能書きを少々

♂の触角の長いハチは何種かいますが、この時期、同じ環境に出現し、体形が
よく似ているハチとして、上記の二種がいます。 外見上では同定は難しく
前翅の肘室が2個が「シロスジ」、3個が「ニッポン」と言うことで分けます。


その一例です(〇部の白点の数)

「シロスジ」 (2個)
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「ニッポン」 (3個)
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例にもあるように、白っぽい個体でも「ニッポン」だったり、白っぽくない
個体でも「シロスジ」だったり、様々です。

光の加減やピントなどにより都度、翅脈がはっきりと確認できる写真の
確率は低くいこともあり、あえて同定しようとすると難しい二種です。



・・・さて、ツーショットを吟味して見たところ

白っぽいのは「シロスジ」で間違いなかったのですが
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ニッポンだと思っていたもう一方の茶色の個体
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こちらも「シロスジ」でした。 体色は個体差が大きいのですね。

「ニッポン」と「シロスジ」の二種のコラボがと思ったのですが
結果・・・残念


以下、筆者の主観になりますが、当地に於いては
3月末から4月の初め頃まではほとんどが「ニッポン」で、それも前半は♂が多い傾向
にありました。やがて♀を時々見かけるようになります。
そして4月の中過ぎになると「シロスジ」と混在していると言う感じになります。
シーズン全般での個体の状況ですが「シロスジ」は「ニッポン」に比べ1割程と少なく
また、♂♀の見かける確率はどちらも♂が8割方を占めました。




そして、♂と♀の違いは触角の長さですが
♂はその長い触角をよく手入れします。

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一部の蛾などは、やはり♂の触角が大きく複雑な構造で
これは、♀の発するフェロモンを感知するためだと言われていますが
このハチの場合は、どんな役目があるのでしょうね。

頻繁に手入れをしているところを見ると、♀に対する重要な機能
であることは間違いないと思うのですが・・・・


それにしても前肢、自由自在
痒い所にも手が届きます(笑)

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あらあら、あわてんぼうの男の子

ひと回り大きな「オオハナアブ」に猛突進!!

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春の山野草との絡みの数々、たくさん楽しませてくれた二種の「ヒゲナガハナバチ」でした。
まだ見かけることもありますが、そろそろ来季までのお別れの時も近付いてきたようです。


全般的に♂の写真が多かった穴埋めをかねて
最後に撮った(5/14日)♀の写真を添えて

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また来春と言うことに・・・
(撮影 4・5月 観音崎他にて)






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by pastel24c | 2018-06-06 23:59 | 虫たち | Comments(2)
Commented by Sippo5655 at 2018-06-07 22:14
ひゃあ、見分けるの難しいのですね><
白い点はくっきりとしていて、一発でわかりそうですが
この部分をくっきりと撮影すること自体が
難しそう><
オオハナアブに猛突進の子、いったい何を考えて
こうなったのでしょうね(笑)
ハチも種類が多過ぎて、私には何が何ハチだかさっぱり
わかりません;_;
あの、おにぎり君ですら、、、
Commented by pastel24c at 2018-06-07 23:56
Sippo様
ちょっと、説明不足でしたか(汗)
白点、前翅の肘室の翅脈の仕切に合わせて、小生がプロットしたものです。
両種共、色や腹部の紋様など、個体差が多く外見だけでは同定は難しいです。
まぁヒゲナガハナバチであえて同定することもないと思いますが・・・
以前は地面に落ちていた枯葉にアタックをしたのを見たこともあります。
視力や臭覚が良くないのでしょうか? 自然界に暮らす者にとってそんなことは
無いとは思いますが、このハチに限っては疑問に感じます。
アブやハエなどと違いハチの交尾は一瞬なのでしょうか?
これだけ観察しても、交尾を見たことが無く不思議にも思っています。
おにぎり君とは少々異なりますが、ハチの正面顔、愛嬌たっぷりですね
いつもご訪問ありがとうございます
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