ヤツデの花の咲くころに(1)


どちらかと言うとあまり見向きもされないヤツデですが、この時期に
花の最盛期を迎え、ハエやアブなどのホットスポットになっています。

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受精を待つ雌性期の花の出す蜜が目当てでしょうか? 
その花塊だけにハエたちが集まり

♪ まるで観覧者に乗っているようですね ♪♪



そんな中で、筆者を夢中にさせたこの子

・・・ あんた だあれ? ・・・

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体長8mm程

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色変わりする不思議な複眼

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羽模様を見せるかのごとく広げてとまります。

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そして、蜜が目当てでしょうか?忙しなく動き回ります

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筆者の興味を引く、後翅の名残りの平均棍(〇部)も
写っていました。何となく得した気分になりました(笑)

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ところでこの子の名前ですが、WEBで同じ時期にヤツデで
撮ったそっくりな写真が数件あることはありましたが、
ハマダラミバエの一種と言うことで和名ははっきりしません。
辿り着いたの 「 vidalea accola 」 という属名でした。

ハマダラミバエの複眼や羽模様、その翅を開きながら動き回る
仕草に魅かれるハエの一種で、出会えると嬉しくなる筆者です。



さて、上述の客は珍客でしたが

ヤツデレストランでの常連さんと言うと・・・

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鍵状の口吻と横縞模様の複眼の持ち主 「 ツマグロキンバエ 」 です。
(やや大きく感じたので、コシアキツマグロキンバエ かも?)

盛んに象鼻のような口吻を動かし食事に夢中でした。

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以下、未同定のハエです。

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大きくても10mm程のものから、拡大しないと分からない
小さなハエまで、ハエたちには人気のヤツデの花のようです。

一般的な花の時期をに逆らって、冬の初めを選んだヤツデですが
花の少ないこの時期の方が確実に子孫を残せると思ってのこと?
ヤツデにとっては受粉の為には欠かせないハエたちなのですね。
(ハマダラミバエ 9日 観音崎 ・ 他 16日市内にて)




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by pastel24c | 2017-12-17 23:59 | 虫たち | Comments(0)
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