テントウムシ似 の クモ だった!


最初は葉上に不自然な赤っぽいものを見かけました。

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どうやら仰向けになって息途絶えているように見えました。

表側はどうなっているのだろう? ひっくり返してみようとしたら
ポロッと落ちました。 幸いにも草陰の途中に引っかかりました。

あっ、テントウムシだぁ!!

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シロホシテントウ系に良く似ている模様ですが、シロホシテントウの
倍ほどの大きさにビックリ!!

もしかして、巨大化したシロホシテントウ? それとも筆者の知らない
未知のテントウムシ いつもはそのまま帰るのですが、この時ばかりは
とりあえず、拾い上げ一円玉と記念撮影

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帰宅後、早々調べて見ましたがテントウムシでヒットは無し。


もう一度、仰向けになった写真をよく見ると、脚が8本・・・

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と言うことは、クモの仲間!!

ひっくり返った写真ばかりですが(汗)、横から前から
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辿り着いた先は

① 「 アカイロトリノフンダマシ 」 ( 体長 ♂ 2mm前後 ♀ 5~7mm )

② 「 サカグチトリノフンダマシ 」 ( 体長 ♂ 2mm前後 ♀ 7~9mm )

①、②の容姿はよく似ています。大きさから判定すると②のようにも思いました。

もし②だとすると、十数個体しか採取されていない(見た記録は分かりませんが)
希少種のようです。また♂は2010年に初めて発見されたとのこと。




①、②どちらかは結論付けられませんが、面白いクモですね。
名前のように、鳥の糞に擬態するのは分かりますが、この種はテントウムシに
擬態しているとの記載がありました。テントウムシに擬態してどんなメリットが
あるのでしょうね?


もう一つ気が付いたことは、体の横面の白い模様の中に黒い点があります。
(一円玉の二枚目の写真)最初はダニのようなものが付いているのかと思いましたが
どうやら擬眼に見せかけているようです。 側面が顔に見えないこともなく、どんな
歴史を持ってこのような容姿を選んだのでしょうね?


撮影時には、死んでいたと思いましたが、今考えると鳥の糞に
なりきっていたのかも知れませんね。
あぁ、いつもの口癖、もう少し上手に撮りたかった(苦笑)
(7/17日 三浦市 [小網代の森] にて) (トリミングあり)


参考までに、過去画像から
シロホシテントウ(3~4mm)です。
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by pastel24c | 2017-08-08 23:59 | 虫たち | Comments(2)
Commented by あるばとろす at 2017-08-12 00:30 x
生きていなくて残念でしたが、貴重なクモに出会えて良かったですね。それにしても目まで真似して作る擬態のレベルに感嘆します!
🙀
Commented by pastel24c at 2017-08-12 18:30
あるばとろす 様
最初の発見時、仰向け状態だったので死んでいると思いましたが、今考えると
何らかの要因で死んだふりをしていたのかなぁとも 思っています。
トリノフンダマシというクモの存在は知っていましたが、まさかこちらもその
仲間だとは撮影時には思いませんでした。
体の両側面に偽眼状のものを配置しているのも興味深かったです。
虫をデザインした創造の神は、アイデア斬新、思考柔軟の持ち主ですね!
今季の “変な虫見た” の三本の指に入る事になるでしょう(笑)
いつもご訪問ありがとうございます。
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