水田 に ミヤマアカネ


珍しいトンボではありませんが
三浦半島では記録も少なく、県北西部まで足を延ばしてみました

この時期、青々としげった水田に集う 「 ミヤマアカネ 」 の構図が好きです。

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大袈裟ですが、田植えからお米の刈取りまで刻々姿を変える田んぼ
そんな田んぼを背景に、日本の原風景と言っても過言ではありませんね。


一枚の田んぼの中の一部には、他より先に出穂を済ませた一角もありました。

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よく見ると、穂先に小さな白いものが見えます。

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出穂のあとに開花する雄花です。


ここでは、十数頭の個体が翅を休めてました。

赤が映える成熟♂です。
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赤くなる前の未成熟の♂です。
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未成熟の♂と似ていますが・・・
腹端の上部に黒い線が確認できたので♀です(まだ未成熟?)
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水田以外の場所で出会った2個体です。
両個体とも腹部の色合いから水田では見られなかった成熟♀でしょう。
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翅脈、繊細でとてもきれいです ( 未成熟 ♂ )
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国内のトンボでは、翅の外縁以外に帯状の模様があるのはこのミヤマアカネと
コフキトンボ♀のオビトンボ型の二種だけと言われていますが・・・

次回、アップ予定のミヤマカワトンボにも同系色で目立ちませんが
帯状の翅模様と言っても良いのではと筆者は思っています



今回、少々面食らったことがあります。
先ずは、昨年観察した水田を訪れて見ましたが・・・あれれ、田んぼが無い!
あるものとばかり思っていたので、場所をまちがえたかと思ったほどでした。
ショックでした。家内と顔を見合わせ、後継者不足なのかなぁなどと話しながら
気をとり戻し、道路脇の他の田んぼを覗いたところ、いた居たということで
ほっとしたと同時に嬉しかったです。
やはり、水田にミヤマアカネはよく似合いますね





~ 番外編 ~

水田では、ミヤマアカネの他に・・・


稲作の敵 「 クモヘリカメムシ 」 が2個体いました。
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秋の収穫に向け、これからと言うときに増えないことを願うばかりです。



羽化したての 「 モンシロチョウ 」 ( サナギ痕はすぐ下の葉裏についてました )
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水田の中の稲の葉に、どこからどのようにしてやって来たのでしょうね?
謎めいた水田での羽化、贅沢ですよね
(28日 県北西部 にて) (トリミングあり)




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by pastel24c | 2017-07-30 23:59 | トンボ | Comments(2)
Commented by Sippo5655 at 2017-07-31 21:28
どうもトンボはなかなか覚えられないんですよね・・・(汗)
ミヤマアカネ、落ち着いたブラウンのトーンが
また素敵ですね!
成長と共に変化するんですか。
ますますわからなくなってしまう・・・^^;

田んぼが一つ、無くなってしまったのですか。
本当に残念ですね。

日本の美味しいお米だけは、なんとか守らなければ。

Commented by pastel24c at 2017-08-01 08:33
Sippo 様
本文にも書きましたが、青々とした田んぼに集うミヤマアカネに魅かれます。
そして、ここへ来ると何となくほっとします。
道路脇に点在している小さな田んぼで、どの程度の収穫があるか分かちませんが
家族や親戚へのおすそ分け程度なのかと思うとなおさら風情を誘います
そんな状況なので、いつ廃田になってもおかしくないのが現実かも知れません。
当県では準絶滅危惧種の扱いで、その減少理由に水田の畑への変更や廃田が理由
のひとつになっていまようです。
青々したこの時期も良いのですが、実りの時期も訪ねて見ると良いかも知れません。
稲穂に集う老いたミヤマアカネなんて構図があるかも(笑)
身近に見れるトンボの種類は多くはありませんが、詳細な同定になると難しいです。
特に赤とんぼの同定は難しいのですが、このミヤマアカネだけは翅に特色があり
種の同定だけですと、自信を持ってできます(笑)
いつもご訪問ありがとうございます。
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