梅雨空にしては、日中は安定した天気になりました。 MFでもひと回りと思っただけで・・・ 蒸し暑さに、脳とは裏腹に手足が反応してくれず。 そんな中、庭先に一頭のムラサキの舞が目に入りました。 急ぎ、カメラ持ってくると、幸いにも「アジサイ」の葉上に止ってくれました。 「ムラサキツバメ」でした。 次に目についたのは、笹の葉上の、「ヤマトシジミ」 暫くじっとしていましたが、翅は開いてくれず・・・ さて、どう言う訳か今季はまだアゲハの写真が一枚も撮れていません。 (出会いも少ないです) そんな中、もしかして・・・アゲハの幼虫がいるかもしれないと思い 「サンショウ」と「キンカン」をチェックして見ました。 筆者が気が付かなかっただけで、どちらの木にも いつの間にか産卵に来ていたのですね 先ずは「サンショウ」 卵を見つけました。 全部で三個確認出来ました 次に2~3mm程の1齢幼虫も三頭見かけました。 ここでの一番大きい子は10mm程(3齢程度)が二頭いました。 つぎに、「キンカン」に眼をやると 20mm程の4齢幼虫と思われるのが一頭いました。 久しぶりに怒った(警戒)時に出す角(臭角)を見たくて、たまたま家内が 近くに居たのでツンツンしてもらいました。 やらせになります(謝) 高い枝周りは確認できませんでしたが、この4齢の他に 目視できる範囲に3齢幼虫が5頭ほどいました。 緑色の終齢幼虫は確認できませんでしたが、卵から4齢まで様々な過程の 幼虫がいたということは、筆者の知らない間に何度か産卵に来ていたのですね。 暫く観察していると、「セグロアシナガバチ」がパトロールにやって来ました。 すぐ近くの葉上に止ったり、幼虫にとっては一大事、 ハチは、葉の隙間や奥に入り込み執拗に何かを探していましたが、この幼虫たちを イモムシ団子にすることもなく、また筆者のレンズが気になったのでしょうか? やがて、事件を起こすことなく飛び去りました。 幼虫、筆者に見つけられて、ハチに見つけられないなんてことはないはず (まさか、鳥糞擬態に騙されて気が付かないということはないですよね?) 今回、イモムシ団子にして持ち帰る他に、なにか目的があったのでしょうか? それとも、食べごろの緑色になる時期を脳裏に記録して引き上げたのでしょうか? ともあれ、幼虫たちに被害はありませんでした。 ハチの他にはスズメやメジロなども時々徘徊しています。 そんな中で 今までの経験から無事にサナギになれる幼虫は一割ぐらいでしょう。 そして、先日は自宅裏で「ツマグロヒョウモン」のサナギを見つけました 食草のパンジーのあるところから6m程離れていました。 結構遠くまで移動し、サナギになるものですね。 上の写真は20日撮影時のものです。 このサナギ特有の金属光沢の突起がはっきりしていました。 今日確認したところ、突起は色褪せ既に抜け殻状態です。 このツマグロヒョウモンは羽化時には真っ赤な羽化液を出しますが 下部やその付近には痕跡がありませんでした。 やや心配は残りますが、無事に大空に飛び立ったことでしょう 未だ、アゲハの成蝶の写真は撮れていないのに、その予備軍を先に撮ることになりました。 それはそれでヨシと言うことに・・・ TOPの写真には「ササグモ」が9枚目には「テントウムシ」も写っていました。 ネコの額ほどの小さな庭ですが、色々な事があるものですね。 (29日 自宅にて) (トリミングあり)
by pastel24c
| 2017-06-29 23:57
| チョウ
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