MF駐車場の脇に「アメリカデイゴ」の木が何本かあります。 少しだけ真っ赤な花がついていました。 この木はチョウなどに縁がないものと思っておりましたが、帰りがけ 車を出そうとしたところ、何やら小さなチョウが数頭舞っているのが 目に付きました。 車を駐車位置に入れ直し・・・ 近付いてみたところ・・・ 舞っていたのは、「ウラナミシジミ」でした。 どうも様子がおかしいと思ったら、どうやら産卵場所を探していたようです。 家に帰り早々「アメリカデイゴ」を調べたところ・・・ マメ科の落葉低木だったのですね。 う~ん 納得 同じマメ科の食草として、クズはよく知られており、注意しては見ていたの ですが、まさかのアメリカデイゴでの思いがけない出会いでした。 そんな産卵の様子です。 まだ硬そうな蕾に止まっては、盛んに腹端をこすり付けては、産卵場所を 探していました。 なかなか気に入った場所が感知できないのか、忙しなく 腹端センサーで探るも、なかなか産み付け行為には至らないというのが筆者 の印象です。適正な産卵ポイントとはどんな条件があるのでしょうね。 そんな中で、腹端を離した後に卵が付着した画像が一枚ありました 生みたては、やや緑かかっているような(解像不足ですが) 蕾に付いた白い点、これも、卵かなぁ? (拡大してもテンプル模様が分かりませんでした) こちらの個体は、近くに開花した花もあるのにわざわざ、蕾の隙間に 口吻を差し込んでいました。ちょっと性別は分かりませんが・・・ 産卵前後の栄養補給? さて、産卵について感じたことですが・・・ 蕾以外には、小枝への腹端のこすり付けも見られました。 葉上への産卵行動は見ることはありませんでした。 葉上に時々止まるも、産卵後の休憩と言った感じでした。 さて、アメリカデイゴの蕾の開花過程と、産み付け後の卵の孵化期間の関係は 分かりませんが、盛んに蕾を選定していたことから、孵化時に幼虫が食する蕾 の成長がベストになる状態の蕾を腹端で探していたのかと思うと、これまた凄い 腹端センサーですね。 (筆者の勝手な想像です) まぁ~ 時々その後の様子を覗きに行ってみようかとも・・・ (9/30日 観音崎) (トリミングあり)
by pastel24c
| 2016-10-02 23:56
| チョウ
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