薄っすらと色付き始めたマヨミの実 いました居ました。 この実が大好物の「キバラヘリカメムシ」、その子供から大人まで 先ずは子供たちの様子から 葉裏でごちゃごちゃ初齢から終齢幼虫まで入り乱れていました ( 〇部 何齢への脱皮かは分かりませんが、脱皮直後の子もいました ) なんとも細くてか弱そうな口吻、マユミに突き刺すだけの強度がある ようには、とても見えません。 そして、当たり前ですがストローのように空洞に成っていると思うと ナノの技術を感じさせます。 成虫と幼虫のツーショットです。 成虫より、幼虫(5齢)の方が迫力満点、キモカワですね。 さて、成虫ですが背面はそれほど面白みがありません。 なんといっても名前の由来のキバラ(黄腹)です。 普段は見せない黄色の腹部、そしてそこから伸びた、赤・白・黒の 三色カラーの脚、隠れた部分のおしゃれが持ち味です。 こちらの個体は、まだ完全に成虫になりきっていません。 今回は羽化を見ることは出来ませんでしたが 今までの観察経験から羽化直後は全体が見事な薄黄色です。 だいぶ背面が黒ずんできたものの、羽化後数時間しか経過していないのでしょう。 失礼、たまにはオシッコもします(笑) 成虫のいる葉裏には卵らしきが写っていました。 あと一か月ぐらいは見ることが出来るかも知れません。 ここ観音崎では以前はニシキギでよく見掛けましたが、最近はマユミに ステージを変えたようです。 このマユミ、口吻を差し込まれ、果汁を吸われた実にどんな影響があるか 分かりませんが、初冬には果皮が割れ、中から赤い実が見え始めるころに なると今度はメジロやジョウビタキなどの鳥たちの餌として貢献します。 数あるカメムシの中でも、先日のオオキンカメムシと並び、毎年特集を 組みたくなるカメムシです(笑) (12日 観音崎) (トリミングあり)
by pastel24c
| 2016-09-14 23:52
| 虫たち
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