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少しでも・・・綺麗に


フールドで、少しでも綺麗に、上手に撮ってあげたい
そんな想いにさせられる被写体に出会うことがあります。

この子もそうでした。

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「ツマグロヒョウモン」の♂です

オトコエシの白舞台がとても似合っていました。

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さて、傷ついた翅
ビーク・マーク   にしてはちょっと不規則な欠損のようにも見えますが
如何したのでしょうね? 

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飛躍写真は撮れませんでしたが、傷んだ翅でも花から花へ飛べるんですよ
自然界では、この程度のダメージで弱音を吐いてはいられないのでしょう。

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四六時中、吸蜜に夢中でした。
吸蜜中も傷んだ翅を小刻みに動かし、気丈に振る舞っていたのが印象的でした。

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他の方のブログなどでは、擦れた個体などとの表現を目にすることもありますが
新鮮個体にはない魅力に惹きつけられます。

若い方から見ると年老いた筆者もこんな感じに見えるのかも知れないと
思うと、親近感すら覚えます。


この男の子、既婚、未婚かは分かりませんが、この子の強く逞しいDNAが
幼虫で冬を越し、来春の新生チョウに引き継がれているといいですね。
冬に向かい限りある命に応援でした。
(11/17日 市内 [衣笠山] にて) (トリミングあり)




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「ウラナミシジミ」も頑張っていました。

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ぎりぎり、尾状突起は残っていたのが、印象的でした。
(10/11 三浦 [小松が池] にて) (トリミングあり)


二種とも翅の損傷だけですみ
致命的な頭部や腹部への損傷はまのがれたとはいえ
紙一重だったことでしょう。





# by pastel24c | 2018-12-03 23:47 | チョウ

秋コラボ (6)


今日から12月、暖かな月替わり
秋コラボと言うより、秋在庫と言った季節になってしまいましたが(苦笑)

ツワブキ・コセンダングサ・セイタカアワダチソウと続いた秋コラボ
今回のその他の花と虫たちの絡みを持って、最終回に・・・


「 コスモス畑 に モンシロチョウ2頭 」 (1018・A)

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2コマにしなければ、どこにいるか分かりませんよね(苦笑)



「 落ち葉の上 で ウラナミシジミ 」 (1017・B09)

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「 オトコエシ でも ウラナミシジミ 」 (1017・B09)

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「 イモカタバミ にも ウラナミシジミ 」 (1018・A)

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セイタカアワダチソウでのコラボが見れなかったのが
不思議なぐらい、この他にも色々な花でみかけました



「 ヤツデ に キイロスズメバチ 」  (1001・B09)

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「 アザミ に アゲハ 」 (1018・B09)

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「 ミゾソバ に ヤマトシジミ 」 (1018・B09)

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「 ツルソバ に シロオビノメイガ 」 (1003・A)

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「 オオイヌダテ に オオハナアブ 」 (1011・C1)

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「 ヤマハッカ に イチモンジセセリ 」 (1017・B09)

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「 ノコンギク に ハナアブ & イチモンジセセリ 」  (1018・A)

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「 ユウガギク に アカガネコハナバチ 」 (1001・B09)

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「 ヤクシソウ に ホシホウジャク 」 (1102・A)

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「 ヌマツルギク に ヤマトシジミ 」 (1026・A)

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「 ヤブガラシ に 小さなハチ & アカガネコハナバチ 」 (1002・A)

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「 フジバカマ に キイロスズメバチ 」 (1002・A)

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「 ホトトギス に トラマルハナバチ 」  (1017・B09)

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「 ツユクサ に ツマグロキンバエ 」 (1003・A)

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「 イソギク の近くに モンキチョウ 」 (1105・A)

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「 カンナ に ナガサキアゲハ 」 (1011・C1)

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「 ツバキ に ホソヒラタアブ 」 (1107・A)

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「 枯葉 に カタツムリ 」 (1107・A)

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10&11月に撮りためた花絡みの昆虫たちでした。

花の名前は間違っているかもしれません。ほとんどが?マークになります(汗)
オトコエシとヒヨドリバナ、フジバカマの違いやミゾソバやツルソバ
ママコノシリヌグイの違い等々、また菊の仲間は種類が多かったり
アザミやツバキなどは本来は頭に○○が付くのでしょうが・・・
花の同定も難しいですね。


枚数が多くなるので、一花一虫に厳選(笑)しましたが、整理していて
面白い写真があったので、アザミだけは一花二虫と言うことに・・・

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口吻、こんな風に収納されていたのですね。 (イチモンジセセリ  1002・A)



尚、種名の後の()内は(撮影月日・場所記号)です。
場所記号 A :観音崎
       B :横須賀市
       C :三浦市
英文字の後の数字は詳細場所ですが、筆者のメモと言うことで。





# by pastel24c | 2018-12-01 23:59 | 虫たち

野菊 に 蝿


在庫整理です。

野菊(ユウガギク?)に
小さいながら(体長8mm程)体格の良いハエを見つけました。

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丸い腹部に特徴のある黒い紋様から付いたのでしょうか?
この子の名前は「マルボシヒラタハナバエ」

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この紋様は様々で個体差があるようです。



花蜜を盛んに吸っていて、ハエのイメージとはちょっと異なります

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・・・でも、こういう仕草はやはりハエですね(笑)

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とても愛嬌のあるハエでした。

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ところが、愛嬌とは裏腹に強かな一面を持ち合わせています。
別名「マルホシヒラタヤドリバエ」とも言います。

もうお分かりかと思いますが、所属はヤドリバエ科
寄生バエの一種で、寄生(産卵)される宿主は、チャバネアオカメムシ類

成虫♀は、カメムシの背中に飛び乗りカメムシが羽を広げた瞬間に柔らかい
腹部背板に直接産み付けます。孵化した幼虫はカメムシの体内に侵入、やがて
脱出し蛹となり羽化するとのこと。 凄腕の産卵テクニック一度見て見たいです。
(10/1日 市内 [衣笠山] にて) (トリミングあり)



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~ 友情出演 ~

「セスジハリバエ」

写真で見る感じはよく似ていますが、実物は大きさ(体長14mm程)が違うこと
そして腹部背面に針状の毛が生えていることから違いは一目瞭然です

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このハエも同じヤドリバエ科に属します。
但し、その寄生方法はとてもユニークです。

卵は直接宿主に産み付けるのではなく、植物の葉や茎などに産み付けられ
孵化した幼虫は宿主となるチョウやガの幼虫(イモムシ)が通りかかるまで
じっとしており、その時を見計らい寄生するとのこと。なんとも気長なこと!

一般的に考えると、あまり効率のよい種を繋ぐ方法とは思えませんが、効率の悪さ
も自然界において、増え過ぎずと言う観点からバランスが保たれているのでしょう
(11日 三浦市 [小松が池] にて) (トリミングあり)




ところで最近、家の周りでほとんどハエを見ることが無くなりました。
ただ、フールドには何種もいますが、ハエに対してはボットン便所(死語かな)の記憶の
ある筆者は不衛生のイメージが先行し、見かけてもミバエ類の他は、あまり撮らないのですが
今回の少々変わった容姿に惹かれ何気なく撮って見ました。そして調べて見ると新たな事実
に直面! その度にいつも驚かされます。
虫たちの生態は100虫100様と言っても過言ではなく、興味深い世界ですね。


そう言えば、ウイルスも100菌100様ですね。
私事になりますが、長い間、我が体内でじっと活躍の機会を窺っていた帯状疱疹菌に
活躍の場を与えてしまいましたが、疱疹の方はまだあざ状の感じで見にくいのですが
傷みは和らいできました。医師からはあと2週間ほど様子を見ましょうとのこと。
治癒後にも後神経痛として痛みなどが残ることもあるようで、この治りかけが大切との
ことで、無理をせず、安静を心掛ける様言われました。あぁ~あ 写真整理に精を出そう。




# by pastel24c | 2018-11-28 23:41 | 虫たち

お天気 いいのに


風も弱く、お天気も良く絶好の海日和
諸事情(*1)により、しばらく自宅謹慎(苦笑)

そんな訳で一昨日のことを

お寺の用事で野比へ、帰路野比から観音崎の海岸線を覗いて見ました。


野比海岸では今季初見の「カンムリカイツブリ」が一羽、今季の初撮り

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そして他の方のHPでは、例年のテトラポットに「シノリガモ」飛来の
ニュースもあり、行って見ましたが不在でした。


そして長瀬の磯では例年の定位置に「カンムリカイツブリ」が二羽
お決まりのカーリングのストーン状態でした。

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そして上空をミサゴが通り過ぎました。

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この磯では、この時期は通りすがりが多いようです。
ダイビング漁法のパフォーマンスが見られるのは2月頃でしょうか?


そして、最後に観音崎を廻ってみました。
この日は祭日、駐車代金が560円、そんなことで大橋の上に車を止めて
ちょっと覗く程度でしたので、前日見かけた情報のあったウミアイサや
ハジロカイツブリは見つかるはずもなく。



(*1)
私事になりますが
左胸部脇に発疹、結構痛かったので昨日医者へ、帯状疱疹とのこと
飲み薬をもらい、なるべく安静にして、様子を見ましょうとのこと。
免疫力が落ちると、昔の菌(ウイルス)が再度悪さをするようです。
初期だと治癒も早いようですが、木・金かかりつけの医院が休みだったこと
もあり、病状が進行しており完治までは長引かなければ良いのですが・・・
お天気が良いと健康のためとばかりに、毎日カメラ片手に出掛けていましたが
そんなに無理したつもりはなく、単に加齢に伴う免疫力の低下だと思うと正直
なところショック、でも歳だけは仕方ないか・・・

余談ですが薬局で先発薬、それともジェネリックにしますかと聞かれましたが
見栄を張って先発と答えてしまいました。5日分、2割負担で約3000円
しばらく飲み続ける様になるのかは分かりませんが、見栄は最初だけにしよう

病名が分かり、少し冗談も言えるようになり良かったです。
早く治すように努力をしなければ・・・・



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本来であれば、今日は引き潮に合わせ三浦海岸を予定していたのですが
そんな訳で引きこもり・・・
撮りっぱなしの在庫はたくさんあるのですが、あまりやる気も起きず・・・


窓越しの絶好の撮影日和にため息ばかり、そこで散歩程度ならいいかぁ
との思いから海岸道路を片道2km弱、ゆっくり歩いてみました。
散歩はコンデジで良いのですが、いつの間にか手にはいつもの300mm
ゆっくり歩きながら視線は海上をじっくり(笑)


折り返し点の走水の磯で、「クロサギ」が遊んでくれました。

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水平線を入れて見ました(笑)

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飛び去ることもなく、近く飛びのサービスも何度かありました。

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比較的近くで、獲物に狙いを付けて・・・エイッ

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この時は失敗だったようです。

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そして、やや沖合のテトラポットに場所を移し暫くしたら

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お魚(メバルでしょうか?)を自慢げに

咥えたまま、少し安全そうな場所へ移動し

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後ろ向きで飲み込むまで苦労していたようですが

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どうやら、上手に喉を通ったようです。



写真撮っている時はあまり痛みも感じませんでしたが
やはりまだ痛いです。今日は早く寝よう、早く直さなければ
(25日 記)





# by pastel24c | 2018-11-25 23:59 |

秋コラボ (5)


~ 「 セイタカアワダチソウ 」 編  その3 最終章 ~

先ずは、その人気ぶりから

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このセイタカアワダチソウ、外来種と言うこともあり、また日本人の情緒
であるススキのエリアなどを侵食することから毛嫌いをする方もいるよう
ですが、背丈の低いものが一面に黄色い花を付けると、とても綺麗です。
虫たちにとっては秋の大ご馳走のようです。 虫媒花のこの花も虫たちの
集まることを喜んでいるようでした。



以下ランダムに


「シロオビノメイガ」
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「クマバチ」
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「ヤマトアシナガバチ」
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「キンケハラナガツチバチ」
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「コトゲアシクモバチ」
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「ニホンミツバチ」
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「セイヨウミツバチ」
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「クロヒラタアブ」?
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「シマハナアブ」
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「ホソヒメヒラタアブ」
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「ミナミヒメヒラタアブ」
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「ツマグロキンバエ」
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「ナナホシテントウの幼虫」
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「ウリハムシ」
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「ヒメホシカメムシ」
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「チャバネアオカメムシ」
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「ハナグモ」
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「ツチイナゴ」
色褪せた茎が似合います。どこで冬を越すのでしょうね。

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「アキアカネ」
黄色い花頂には止ってくれませんでした。

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「ホシホウジャク」
セイタカアワダチソウよりアザミの方がお好きなようで(笑)

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今季の初めは、何度かの台風の影響による塩害で元気がありませんでしたが、場所
によってはいつの間にか咲き誇っていました。 意外と新鮮な黄色の見頃は短くて
数日後に訪れた時には黄色は褪せ、虫たちもいないことが良くあります。

根を張った周りでは植物の成長を妨げる毒?を出して勢力を広げるとのことで、その
生命力には驚くばかりでしたが、近年、大繁殖のあとはその地中の栄養分が枯渇し
自分の毒でやがて滅びるようです。この作用をアレロバシーと言いその代表的な草花
とのこと。そんな訳で駆逐されていた在来種のススキが勢いを盛り返してきている
エリアもあるようです。長い目で見ると、栄枯盛衰を繰り返しているのですね。

飽きもせず、4部作 29種 59枚
ウラナミシジミとカマキリの絡みがなかったのが残念でしたが
今季の秋コラボ、一番楽しませてくれた花でした。

(10/18・20・25・26・28日 観音崎)
(11/11日 小松が池) (トリミングあり)





# by pastel24c | 2018-11-24 23:26 | 虫たち