カテゴリ:チョウ( 62 )

観音崎のチョウ動向 2017


MF観音崎と市内で今季確認したチョウについて下記の表にまとめて見ました。
(定量的な観察をしたわけではなく、あくまでも自己の記録です)

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☆ 嬉しかったこと

① MFで 「ミズイロオナガシジミ」・「ミドリシジミ」・「アカシジミ」
  「ウラナミアカシジミ」と4種のゼフィルスに会えたこと。
  すごくが付くぐらい嬉しかったです。

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  但し例年ミドリシジミだけは見ることが出来たポイントでは今季
  未確認だったことが気がかりです。
  補足ですが、今季はMF以外でもアカシジミとウラナミアカシジミ
  を確認出来ました。


② 市内で「オオミドリシジミ」を確認、撮影できたこと
  
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  まさか市内で5種のゼフィルスを見る事が出来るなんて思っても
  いませんでした。 気を良くした筆者、あとウラゴマダラシジミ
  を見る事が出来ると平地性ゼフィルス全6種制覇だったのですが
  そんなにうまく行きませんでした。
  そんなことで今季は横浜M公園に行かずにすみました。


③ 市内では比較的希少種の「ジャノメチョウ」に今季も会えてよかった。


④ イチモンジセセリとウラナミシジミの交尾態に会えたこと。
  特にイチモンジセセリは頭数も多く、よく絡み合うような仕草を見る事は
  ありますが、交尾態を見る機会はほとんどなく、どこで交尾しているのだ
  ろうと思っていました。今回4年ぶり3回目でした。

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☆ 残念だったこと

① 過去実績と同時期に何度か探索して見ましたが、ヒオドシチョウ・オナガアゲハ
  イチモンジチョウ・ミドリヒョウモン・コムラサキを確認出来なかったこと。

③ 市内では見ることが出来ましたが、観音崎ではアサギマダラ・ツマキチョウ
  クロアゲハを見る事が出来なかったこと。


☆ 動向[増減]等 (主観です)
  アゲハ系ではモンキアゲハが特に目立ちました。またナガサキアゲハも増加傾向に
  ありました。反面アゲハが極端に少なかった。特に春先はほとんど見かけません
  でした。シジミチョウではツバメシジミをやや多く見掛けるようになりました。
  当MFでは見る事の出来なかったツマキチョウ・クロアゲハについては市内に
  於いても減少傾向のように感じました。その他についてはほぼ例年並みでした。
  昨年はこの時期ムラサキツバメの集団越冬ポイントを見つけましたが、今季は
  11月頃から実績のあるポイントをチェックしているのですが未だ見つけられず。、


ゼフィルス以外で今季印象にのこっているチョウを一枚

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MFでは二年ぶりになる「ゴマダラチョウ」でしたが
皮肉にも羽化不全のようでした。


尚、交尾態以外は一度掲載した画像になります。
撮影日下の()内は撮影場所、未記載はMF観音崎にて撮影


メモ(忘備録)
県内にて見たチョウ
4月 相模原市 ギフチョウ・ミヤマセセリ・スギタニルリシジミ
5月 川崎市 アオバセセリ
5月 県北西部 ウスバシロチョウ


あぁ~
今季、まさかのゼフィルス5種に会ってしまいました。
来年に向け、大プレッシャーです(笑)



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以下、今季たくさん楽しませてもらった 「 煌びやかな住認 」 たちです。

お礼を兼ねての再アップ


「 ハムシ 」 を代表して

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「 ハチ 」 4種

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( ルリモンハナバチ、MFキバナコスモス花壇は今季は他の花に変わっており
止む追えず浮気先での撮影。来季はキバナ植えてほしいなぁ)



「 カメムシ 」 3種

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(オオキンカメムシ、何度か通った甲斐がありました)



「 アブ 」 と 「 蛾 」 を代表して

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この際、今年一番楽しんだ鳥さんです(31日追記)
「セイタカシギ」に魅せられて、抱卵から巣立ちまで3度も通ってしまいました。
子供たち、可愛かったです。

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これにて、今年のアップ納めとします。

拙ブログを訪問下さった皆さま、並びにフィールドで
お世話になった皆さまありがとうございました。
皆さま良いお年をお迎えください





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by pastel24c | 2017-12-30 23:59 | チョウ | Comments(0)

周遊きっぷ の チョウたち


片道きっぷを持ったチョウがいる一方で・・・

“ 秋 ⇒ 冬 ” のきっぷと ともう一枚  “ 冬 ⇒ 春 ” 行きの周遊きっぷ
を持った冬を堪え春を待つチョウたちがいます。

先ずは、集団で身を寄せ合い冬を越す、この時期の観察の定番

「ムラサキツバメ」

ポイントAにて (1212・B09)

裏翅、腐りかけた葉上に居ると見事に同化してしまいます。

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6頭ほどが飛び回り、眼線のアオキやアジサイなどで翅を広げてくれました。

♂の表翅です。

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名前の由来の発色の♀です。

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昆虫は♂の方がカラフル感が多いなか、♀より♂の方が地味ですね。

さて、やや高い所のシロダモの葉上に3頭がかたまっていました。
集団越冬場所のようですが、手前の葉っぱが邪魔したりと精一杯の一枚です

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ポイントBにて (1220・B09)

Aから直線で150m程離れた、木の名前は分かりませんが
黄色の大きな葉っぱの木の周りで8頭ほどが飛び交っていました。

♂と♀が同一画角に入った一枚です。

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♀の半開きです。

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翅広げ、暖取り日光浴だと思うのですが、元気に飛んでは止りを
繰り返していました。

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黄色い葉上には越冬場所は見当たらず、やはり近くにシロダモの大きな
木が有り、そのどこかだと思うのですが、ここでは見つかりませんでした。


今季もムラサキツバメの集団越冬を見ることが出来ましたが・・・
MFでの出会いでないこともあり、なんかしっくりしません。
MFでも11月頃から、過去実績から確率の高いポイント三か所を
主体に気にはしているのですが、一向に鳴かず飛ばずの状態です。
次はMFのムラサキツバメをアップしたいのですが、どうなることやら



ムラサキツバメに紙面を使ってしまいましたが、
こちらも、冬を越すことのできるチョウたちです

「キタテハ」 (1126・A)

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「アカタテハ」 (1027・A)

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「ウラギンシジミ」 (1012・A)

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「ルリタテハ」 (1005・B09)

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「ヒメアカタテハ」 (1004・A)
(成虫での越冬については諸説あり、この地での有無については不明)

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さて、ムラサキツバメやムラサキシジミ、ウラギンシジミは冬場でも
越冬態をよく見掛けますが、タテハ類はほとんど見かけません。
何処でどのようにして冬を耐え忍んでいるのでしょうね。

越冬、非越冬組と二種のチョウたちに分かれますが、それぞれが
子孫を残すための最適な方法を考慮して選択した結果なのでしょうか?



友情出演

「アミメクサカゲロウ」 (1212・B09)

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トイレでの出会いでした。見るからに薄命そうですが
成虫で冬を越す強さは何処に秘めているのでしょうね



尚、種名の後の()内は(撮影月日・場所記号)です。
場所記号 A : 観音崎
       B : 横須賀市
英文字の後の数字は詳細場所ですが、筆者の忘備録メモと言うことで。




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by pastel24c | 2017-12-23 23:59 | チョウ | Comments(2)

片道きっぷ の チョウたち


車内から “ 間もなく終着、お忘れ物ございませんように ”
そんなアナウンスが聞こえてきました。

片道きっぷを手に “ 哀愁 ” と言う名の終着駅に降り立ったのは
冬を越せないチョウたちでした。

12月の最終便の客を見てから、アップしようと思っていましたが
結果、非越冬チョウについては見る事もなく、11月末に見かけた
ヤマトシジミが最後になりました。 

冬枯れの中で 「ヤマトシジミ」 (1126・A)

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以下、11月に出会ったチョウたちです。

イヌビワにて「イチモンジセセリ」 (1111・A)

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以下、ツワブキにて (1109・A)

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「モンシロチョウ」

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「モンキチョウ」

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「ウラナミシジミ」

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(非越冬チョウの仲間に入れましたが、現在は房総南部が越冬の北限の
ようです。と言うことで、三浦半島でも越冬している可能性もあります。
但し筆者は12月~3月までは見たことがなく、当エリアで越冬の可否
微妙と言うことに)


チョウをタイトルにするのは10月の“萩と昆虫”以来になります。
以下、未アップの10月以前のものになります。

セイタカアワダチソウにて 「ベニシジミ」 (1027・A)

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黒系アゲハの最終見 「モンキアゲハ」 (1012・A)

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葉上にて 「ヒメジャノメ」 (1005・B08)

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道路にて 「ツマグロヒョウモン」 (0929・B09)

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アカツメグサにて 「チャバネセセリ」 (0927・A)

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アザミにて 「ツバメシジミ」 (0927・A)

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花にはほとんど止まる事のない 「ヒカゲチョウ」 (0927・A)

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ヒヨドリバナにて 「ヒメウラナミジャノメ」 (1025・B09)

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海辺にて 「アカボシゴマダラ」 (0919・A)

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この秋、一番の頑張ってますモードのチョウは
「ベニシジミ」 でした (0918・A)

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友情出演 
今季アザミ特集をしなかったのでこの場で蛾の仲間を二種

「イカリモンガ」 (1027・A)
蛾の一種ですが、チョウ似
テングチョウ+アカタテハを2で割ったような容姿です。

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当MFでは初めて見ました。
食草はイノデとのこと。観音崎にはたくさんあるのに・・・
こちらは、成虫で越冬するそうです。


「ホシホウジャク」 (1027・A)
こちらはハチ似の蛾の一種
2頭が同一画角に収まったのは初めてのような。

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ホシホウジャクの越冬の有無については諸説あるようです。
今季はこの仲間には随分楽しませてもらいました。お礼を兼ねて・・・


「アオバハゴロモ」 (1027・A)

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翅を広げてとまっているのは初めて見ました。
何となく、最後の力を振り絞りつかまっている様にも見えました。


9月末、彼岸花に種々のアゲハチョウが舞っていましたが
季節と共に、いつの間にか見る事が無くなりました。

自ら成虫として冬を越さないことを選択し
卵や幼虫に命を託すチョウたちでした。



次回、越冬するチョウ 「周遊きっぷのチョウたち」の予定です。

尚、種名の後の()内は(撮影月日・場所記号)です。
場所記号 A : 観音崎
       B : 横須賀市
英文字の後の数字は詳細場所ですが、筆者の忘備録メモと言うことで。





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by pastel24c | 2017-12-22 23:58 | チョウ | Comments(0)

萩 と 昆虫 ( チョウ他 編 )


萩 ・ 草かんむりに秋 素敵な漢字を付けてもらったものですね

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一口にハギと言っても、ヤマハギ・ミヤギノハギ・マルバハギ等々
色々な種類があるようです。公園によりちょっと違う感じだったり、
また、同一公園でも何種かあるようで、筆者にははっきり区別が
つきません。

そんなハギに集うチョウや虫たちです。


「 ウラナミシジミ 」 (0924・B12)

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この時期にになると、決まってどこからともなく現れる不思議チョウですね。

ウラナミシジミにとっては、吸蜜に産卵にとハギの活用方法は多彩で
重宝しているようです。   ところが・・・末尾の能書きへ続く
(上0925・B09) (下0924・B12)
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上のカットはすべて浮気先、MFのハギでの一枚です (0926・A)

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「 イチモンジセセリ 」
(上0925・B09) (中0924・B12) (下0926・A)
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ハギでの仕草は、より御茶目っぽかったです。


上述の二種と比べると頻度は少なかったのですが

「 ヤマトシジミ 」 (0926・A)

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「 キマダラセセリ 」 (0925・B09)

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「 キタキチョウ 」 (0821・B10)

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「 ヒカゲチョウ 」 (0925・B09)

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「 オオカマキリ 」 (0925・B09)

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カマキリがいるということは、昆虫たちがやって来るという指標なのかも知れませんね



「 クサギカメムシ 」 (0829・B12)

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「 アブラムシ 」 と 「 ダンダラテントウ 」 (0911・B12)

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ハギをホストにしているアブラムシがいるのですね。 これが大好物の
テントウムシからはムシャムシャと言う食事音が聞こえてくるようでした。



さて、ハギの賞味期限は早いようで、既に10月初めには一部のエリアでは根元から
20cm程のところからバッサリと切られていました。 身近なマメ科の植物に産卵
をしたウラナミシジミもまさかこんなに早くバッサリされるなどとは夢にも思わなかった
ことでしょう。 この剪定、公園管理の一環として来季のためには必要な作業なのですね

2回にわたる 萩と昆虫たちの在庫整理完了です。(ホッ)


尚、種名の後などの()内は(撮影月日・場所記号)です。
場所記号 A : 観音崎
       B : 横須賀市
英文字の後の数字は詳細場所ですが、筆者の忘備録メモ





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by pastel24c | 2017-10-22 23:58 | チョウ | Comments(0)

彼岸花 と アゲハたち(2)


ファインダーに複数頭が入り込み、それは賑やかでした。

「 モンキアゲハ 」

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3頭の戯れは圧巻でした。

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そんな モンキアゲハ に比べ、撮影チャンスは少なかったのですが

「 アゲハ 」

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「 カラスアゲハ 」

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「 ナガサキアゲハ 」

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そして、異種同士で時には入り乱れ

「 カラスアゲハ や モンキアゲハ 」 に迫る 「 アゲハ 」

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「 ナガサキアゲハ や モンキキアゲハ 」 に迫る 「 カラスアゲハ 」

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異種の絡みを見ていると、先手必勝とばかりに、小さい方が先にちょっかいを出します。

モンキアゲハ や ナガサキアゲハはが悠然と吸蜜していると、それが気に入らない
のでしょうか? 執拗に迫る カラスアゲハ や アゲハ というパターンが一般的でした。



「 ナガサキアゲハ の ♀ 」 の花絡みは撮れませんでしたが ・・・

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・・・ 「 カラスアゲハ 」 2頭に追われ、秋空に消えてゆきました。



~ 友情出演 「 クロアゲハ 」 ~

当MFでは見られず 心残りの 「クロアゲハ」 を一枚
(21日しょうぶ園にて撮影)

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今季も彼岸花とアゲハのコラボ、赤と黒の世界を、たっぷりと楽しむことが出来ました。
(18&19日 観音崎) (トリミングあり)

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by pastel24c | 2017-09-22 23:54 | チョウ | Comments(0)

彼岸花 と アゲハたち (1)


秋の気配と共に、陽が短くなってきました。
この頃になると、真っ赤な彼岸花に訪れるアゲハチョウたちが気になります。

昨日、今日とMFのポイントを覗いて見ました。

昨日は台風後と言うことで、花が倒れてしまっているのではと心配でした。
一部は倒れていましたが、倒れながらもしっかりと花を付けていました。

そんな倒れた花にも、数日ぶりの晴れ間を待ち構えていたように
アゲハチョウたちは、頻繁にやって来ました。



「アゲハ」

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「モンキアゲハ」
この度は、一番サービスが良かったような・・・

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「カラスアゲハ」

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「ナガサキアゲハ」

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「キアゲハ」

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やや、遠景です。

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三か所ほど散策して見ましたが、このポイントがジャストインでした。



今まで彼岸花でジャコウアゲハを見たことが無いので、それは良いのですが
今回「クロアゲハ」を見ることが出来なくて残念です。
(18&19日 観音崎) (トリミングあり)

      次回、(2)では、絡みのシーンでも・・・





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by pastel24c | 2017-09-19 23:59 | チョウ | Comments(0)

ゴマダラチョウの悲劇  二態


時には、見なくても良いようなことまで・・・
これも自然界の現実なのですね。


道路に黒っぽいリボンのようなものが風に揺れていました。

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よく見ると・・・・ なんと 「 ゴマダラチョウ 」 でした。

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少しですが、翅を動かしますが、地べたを這う程度で飛ぶことは出来ません。

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ここは、公園の境界線に隣接した一般道です。頻度は少ないとはいえ車も通ります
基本的には自然界の出来事に、手を貸さない主義ですが、この時ばかりは道路脇の
下草の上に移してあげたくなりました。 傷んだ翅をそっとつまんで・・・

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羽化後、少しでも何か食べたことがあるのでしょうか?
トレードマークの丸まったままの黄色い口吻が気になりました。

この近くに食樹のエノキもあり、そこから落ちてきたのでしょうか?
断定は出来ませんが、特に後翅が伸びきっていないようで羽化不全の
ように見えました。 完全変態の昆虫たちがサナギから成虫に大変身する
メカニズムは驚きそのものですが、リスクもあるのでしょうね。 

次は、スズメバチと争って、樹液を吸う元気な姿に会いたいものです。




~ 次に目にしたのは ~

下草のハンター 「 ハラビロカマキリ 」(注1)が何かを掴んでいました。

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どうやら仕留められた獲物は 「 アカボシゴマダラ 」 のようです。

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既に、頭部は無く胴体と、それに申し訳程度についた翅

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その近くに翅片が落ちていたことで、何とかアカボシゴマダラと分かる程度でした。 合掌


(注) : 全体的な大きさや感じからハラビロカマキリで間違いないと思いますが
翅に小さな一点の白班があるはずですが、見当たらなかったのでちょっと迷って
います。  いつも目にするのは緑色型ばかりで、茶色型は初めて見ました。



こんなこともあるのですね。一日でゴマダラ繋がりのチョウ二種の悲劇を見るなんて
(9日 観音崎) (トリミングあり)





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by pastel24c | 2017-09-13 23:59 | チョウ | Comments(0)

鳥糞を吸うチョウ


チョウのアップ、久しぶりのような気がします。


先日、「 チャバネセセリ 」 の “ 吸い戻し(注1) ” 行動を見ました。

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綺麗な鳥糞ですね(笑)

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(注1)
セセリチョウやタテハチョウの仲間で、乾いた鳥の糞や果実に止まり、腹端から水滴を
出して獣糞などに含まれる成分を溶解させた液体を吸う行為を「吸い戻し行動」と言い
どのような成分(栄養素)の補給なのかその生態的な意味は良くわかっていないようです


この行為 MFでは、過去に同種のチョウで一回、キマダラセセリで一回見ただけ
でしたが、なんとこの日は少し離れた場所で別個体も同様な行為をしていました。

こちらは、鳥糞らしくてイイデスネ(笑)

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一日に立て続けに二個体が、こんなこともあるのですね

それにつけても・・・
今回、枚数はたくさん撮ったのに、腹端からの水滴を垂らしている写真が一枚もあり
ませんでした。 能書きばかりで、百聞は一見を掲示出来ないのが残念です(汗)


この吸い戻し、自らの排出物を乾燥した獣糞に垂らし、水気を含ませ吸いやすい
状態にすることをよく考え付いたものだと感心させられます!! 
と同時に、自然界に生きる小さな昆虫たちの高度な知恵のひとつなのでしょう。



この日は、チョウだけでなく、「 カメムシ(オオモンシロナガカメムシ) 」 も
葉上に付いた鳥糞に盛んに口吻を伸ばしていました

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さて、フィールド回りの帰りに、鳥糞が車のフロントについていることは良くあります。
簡単に落ちないこともあり、筆者は頭にくることが度々ありますが、この糞を生きる糧に
している昆虫たちが居ることも事実、自然のサイクルの中で無駄なものは無いのですね。
(12日 観音崎) (トリミングあり)



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以下は7月に撮った在庫整理を兼ねて、吸水するチョウたちです

① 「 ナガサキアゲハ 」

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体格が大きいだけあって、10分ほど夢中で吸水していました。
ゆっくり撮らしてくれる時は、こんな時ぐらいです(笑)


② 「 ウラギンシジミ 」

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ウラギンシジミは、泥地より水草の上からの吸水が好きなように思います。


③ 「 アカボシゴマダラ 」

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危なっかしい姿勢ですね。よく見ると口吻の先端は池の水ではなく、岩肌でした。


データ
① 7/14日 ② 7/31日 ③ 7/24日 
観音崎にて (トリミングあり)




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by pastel24c | 2017-08-17 23:56 | チョウ | Comments(2)

ジャノメチョウ 健在


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「 ジャノメチョウ 」 特に珍しいチョウではありませんが
横須賀市内ではイレギュラー的な存在でした

ところが、昨夏は継続的に観察可能ではと思われるポイントを見つけました。

今季の様子が気になり、一昨日出掛けて見ました。

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一見地味なチョウですが、ファインダー越しに撮影していると眼状紋の中心
が青く光ったり、裏翅の渋めなグラデーションがいい味を出していました。

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複眼、スイカ模様のようでした。
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この日、唯一のツーショットです(笑)
カメムシ ( ホソヘリカメムシ ) と
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吸蜜はアカツメグサばかりでしたが
一度だけハルシャギク?に止まってくれました
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もし、この花がハルシャギクで間違いなければ、別名をジャノメソウと言うそうで
“ ジャノメチョウにジャノメソウ ” 語呂合わせが良いのですが・・・
お口に合わなかったようで、この花からはすぐに飛び去りました。



幸いにも、少々離れた三か所の草地で各々2~4個体を確認出来ました。

まだ2年の観察実績で何とも言えませんが、この時期、ここへ行けば
確実に会う事が出来るポイントがあるというのは嬉しいことです。
先ずは今季も種を繋いでいたことに安堵。
ここは、開発を途中で中断?した荒地が多く、日陰もなく暑かったです。
(19日 市内 [国際湘南村] にて) (トリミングあり)





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by pastel24c | 2017-07-21 23:53 | チョウ | Comments(0)

梅雨の晴れ間の拙庭にて


梅雨空にしては、日中は安定した天気になりました。
MFでもひと回りと思っただけで・・・
蒸し暑さに、脳とは裏腹に手足が反応してくれず。



そんな中、庭先に一頭のムラサキの舞が目に入りました。

急ぎ、カメラ持ってくると、幸いにも「アジサイ」の葉上に止ってくれました。 

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「ムラサキツバメ」でした。
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次に目についたのは、笹の葉上の、「ヤマトシジミ」
暫くじっとしていましたが、翅は開いてくれず・・・
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さて、どう言う訳か今季はまだアゲハの写真が一枚も撮れていません。
(出会いも少ないです)

そんな中、もしかして・・・アゲハの幼虫がいるかもしれないと思い
「サンショウ」と「キンカン」をチェックして見ました。

筆者が気が付かなかっただけで、どちらの木にも
いつの間にか産卵に来ていたのですね

先ずは「サンショウ」

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卵を見つけました。
全部で三個確認出来ました

次に2~3mm程の1齢幼虫も三頭見かけました。
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ここでの一番大きい子は10mm程(3齢程度)が二頭いました。
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つぎに、「キンカン」に眼をやると

20mm程の4齢幼虫と思われるのが一頭いました。
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久しぶりに怒った(警戒)時に出す角(臭角)を見たくて、たまたま家内が
近くに居たのでツンツンしてもらいました。 やらせになります(謝)
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高い枝周りは確認できませんでしたが、この4齢の他に
目視できる範囲に3齢幼虫が5頭ほどいました。


緑色の終齢幼虫は確認できませんでしたが、卵から4齢まで様々な過程の
幼虫がいたということは、筆者の知らない間に何度か産卵に来ていたのですね。


暫く観察していると、「セグロアシナガバチ」がパトロールにやって来ました。
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すぐ近くの葉上に止ったり、幼虫にとっては一大事、
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ハチは、葉の隙間や奥に入り込み執拗に何かを探していましたが、この幼虫たちを
イモムシ団子にすることもなく、また筆者のレンズが気になったのでしょうか? 
やがて、事件を起こすことなく飛び去りました。

幼虫、筆者に見つけられて、ハチに見つけられないなんてことはないはず
(まさか、鳥糞擬態に騙されて気が付かないということはないですよね?)
今回、イモムシ団子にして持ち帰る他に、なにか目的があったのでしょうか?
それとも、食べごろの緑色になる時期を脳裏に記録して引き上げたのでしょうか?

ともあれ、幼虫たちに被害はありませんでした。

ハチの他にはスズメやメジロなども時々徘徊しています。 そんな中で
今までの経験から無事にサナギになれる幼虫は一割ぐらいでしょう。


そして、先日は自宅裏で「ツマグロヒョウモン」のサナギを見つけました
食草のパンジーのあるところから6m程離れていました。
結構遠くまで移動し、サナギになるものですね。
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上の写真は20日撮影時のものです。
このサナギ特有の金属光沢の突起がはっきりしていました。

今日確認したところ、突起は色褪せ既に抜け殻状態です。
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このツマグロヒョウモンは羽化時には真っ赤な羽化液を出しますが
下部やその付近には痕跡がありませんでした。
やや心配は残りますが、無事に大空に飛び立ったことでしょう




未だ、アゲハの成蝶の写真は撮れていないのに、その予備軍を先に撮ることになりました。
それはそれでヨシと言うことに・・・

TOPの写真には「ササグモ」が9枚目には「テントウムシ」も写っていました。
ネコの額ほどの小さな庭ですが、色々な事があるものですね。
(29日 自宅にて) (トリミングあり)





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by pastel24c | 2017-06-29 23:57 | チョウ | Comments(2)