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雪虫 再び現る


いよいよ冬将軍もお目覚め・・・
関東地方の平野部でも11月なのに、早くも、雪予報

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そんな天候を予期したように、昨日MFでたくさんの (と言っても散策路の
脇の50mほどの垣根の付近に30匹程度ですが)「ユキムシ」が舞っていました。

先日は僅か2匹ほどで、初物と言うことで撮っては見たものの、棉ボコリのような
はっきりしない写真が数枚

そんなことで、再挑戦して見ました。とは言え4~5mm程の翅の生えた
アブラムシの仲間、何度挑戦しても難しい被写体です。

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それでも、撮影チャンスが多かった分、初物の時よりは、少しはましに撮れました。


飛んでいるところは、水槽の中を舞う癒し系の “ 流氷の妖精 ” クリオネに似て
こちらは、“ 雪の妖精 ” と呼ばれることもあるようです。

白いふわふわした、妖精っぽい飛び方・・・二コマ動画に(笑)

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ところが、静止しているところは
どこから見ても小さな虫そのものです。

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何となくコワモテに見えたり、か弱く見えたり・・・
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大量発生すると、棉ボコリのように舞い、人の口の中に入ったりすることも
ある様で、妖精から一転、邪魔者扱いにされることもあるようです。


虫たちも少なくなり、閉店間際の殺風景な蜘蛛の巣に捉まったものもいました。

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巣の主「ジョロウグモ」がやって来ました。
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この時は食べることもなくまた、巣の端の方に引き上げてゆきました。

綿あめみたいで、食べるところがあまりないかもしれませんが
ジョロウグモさん、好き嫌いしていると本当に食べ物がなくなるよ(冗笑)


北国では、このユキムシを見ると近いうちに初雪が降るとの言い伝えから
“ 初雪の使者 ” とも言われています。
そして、今夕の予報では、未明から関東全域でも雪模様、こんな言い伝え
満更でもない様に感じました。
(22日 観音崎) (トリミングあり)


補足 : Wikipediaなどより抜粋
雪虫(ゆきむし)とは、アブラムシ(カメムシ目ヨコバイ亜目アブラムシ上科)のうち
白腺物質を分泌する腺が存在するものの俗称。体全体が綿で包まれたようになる。
雪虫という呼び方は主に北国での呼び名で、他に、オオワタ・シーラッコ・シロコババ
オナツコジョロ・オユキコジョロ・ユキンコといった俗称がある。
体長5mm前後。具体的な種としては、トドノネオオワタムシやリンゴワタムシなどが
代表的な存在である。

by pastel24c | 2016-11-23 23:52 | 虫たち
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