鳥糞を吸うチョウ


チョウのアップ、久しぶりのような気がします。


先日、「 チャバネセセリ 」 の “ 吸い戻し(注1) ” 行動を見ました。

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綺麗な鳥糞ですね(笑)

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(注1)
セセリチョウやタテハチョウの仲間で、乾いた鳥の糞や果実に止まり、腹端から水滴を
出して獣糞などに含まれる成分を溶解させた液体を吸う行為を「吸い戻し行動」と言い
どのような成分(栄養素)の補給なのかその生態的な意味は良くわかっていないようです


この行為 MFでは、過去に同種のチョウで一回、キマダラセセリで一回見ただけ
でしたが、なんとこの日は少し離れた場所で別個体も同様な行為をしていました。

こちらは、鳥糞らしくてイイデスネ(笑)

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一日に立て続けに二個体が、こんなこともあるのですね

それにつけても・・・
今回、枚数はたくさん撮ったのに、腹端からの水滴を垂らしている写真が一枚もあり
ませんでした。 能書きばかりで、百聞は一見を掲示出来ないのが残念です(汗)


この吸い戻し、自らの排出物を乾燥した獣糞に垂らし、水気を含ませ吸いやすい
状態にすることをよく考え付いたものだと感心させられます!! 
と同時に、自然界に生きる小さな昆虫たちの高度な知恵のひとつなのでしょう。



この日は、チョウだけでなく、「 カメムシ(オオモンシロナガカメムシ) 」 も
葉上に付いた鳥糞に盛んに口吻を伸ばしていました

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さて、フィールド回りの帰りに、鳥糞が車のフロントについていることは良くあります。
簡単に落ちないこともあり、筆者は頭にくることが度々ありますが、この糞を生きる糧に
している昆虫たちが居ることも事実、自然のサイクルの中で無駄なものは無いのですね。
(12日 観音崎) (トリミングあり)



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以下は7月に撮った在庫整理を兼ねて、吸水するチョウたちです

① 「 ナガサキアゲハ 」

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体格が大きいだけあって、10分ほど夢中で吸水していました。
ゆっくり撮らしてくれる時は、こんな時ぐらいです(笑)


② 「 ウラギンシジミ 」

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ウラギンシジミは、泥地より水草の上からの吸水が好きなように思います。


③ 「 アカボシゴマダラ 」

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危なっかしい姿勢ですね。よく見ると口吻の先端は池の水ではなく、岩肌でした。


データ
① 7/14日 ② 7/31日 ③ 7/24日 
観音崎にて (トリミングあり)




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# by pastel24c | 2017-08-17 23:56 | チョウ | Comments(1)

オオキンカメムシ 観察記録 2017


もう一、二回観察してからと思いましたが、一頭だけですが成虫も確認できたし
暫く空模様も良くないようなので・・・ 2017年の記録として


御神木(食樹)の 「 アブラギリ 」 での 「 オオキンカメムシ 」 の孵化後の幼虫の
様子は既に2回ほど掲載しましたが、その御神木 先日の台風の強風などで、実落ちや
枝折れなどが心配で一昨日再訪。

幸い被害らしい被害もなく、今季初めてとなる成虫を確認することが出来ました。



~ 先ずは、成虫撮影の顛末記から ~

先日まで、幼虫たちがいた実の一角ではなく
やや低めの実の上に、一頭だけですが見つけました。

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撮影角度、光具合とも悪く撮影条件は厳しい、そんな状況をある程度想定
しており、この日はあらかじめ外付けストロボを用意して、ストロボ撮影を
試すも思い通りにはゆかず。モニターを確認してはイライラの募る展開

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そんなことを繰り返したいるうちに、ストロボ光が気になったのでしょうか?
急に飛び出しました。 見失っては一大事、必死に目追いする筆者、そんな筆者の
気持ちが通じたのでしょうか、幸運なことに、目線よりやや低い高さの細い木に着地。

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頭部の黒班の感じから、どうやら♀のようです。

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腹部と頭部の一部は鮮やかなショッキングピンクとでも言いましょうか

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そうこうしているうちに、足早に上の方へ登り始めました。

もしかして、飛び出しが撮れるかも・・・そんな場所に登り詰め

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翅の下の腹部はどうなっているのだろう? 緊張しながらじっと
ファインダーを覗き込む筆者との駆け引きが続きました。

そんな緊張がほぐれた一瞬です。
お立ち台で始めたのは、なんと触角の手入れでした(苦笑)

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そして、筆者の期待とは裏腹に元来た道を下り始めました。

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たった一頭の成虫でしたが、筆者に優しく良いモデルを務めてくれました。
ツキもあったのでしょう、ラッキーな着地先でした。



~ 次に、この日の幼虫の状況はと言うと ~

以前と比べ集団は見受けられず、実を写真に撮っては拡大して有無を確認
この実の塊には、終齢(5齢)と思われる個体が三頭確認(〇印)できました。

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別の実では、4齢(写真正面)、と終齢らしきが各々一頭

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念入りに調べたつもりですが、4~5齢幼虫を全部で8頭程を確認しただけでした。
今季は葉上などで休憩している姿を見つけることはありませんでした。



ひとつだけ心残りがあります。
アブラギリの下部の地表や、下草の上、そして近くのクモの巣など
に引っかかっていないかなど探したのですが・・・・
それは、金属光沢に輝く、成虫への脱皮に伴う脱皮殻を確認できなかったことです。

今までの実績から8月末頃までは観察できることもあるので
また、何度か行ければと思っております。 
次回、脱皮痕のアップが出来ればよいのですが
(12日 市内にて) (トリミングあり)



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以下、今季のアブラギリとオオキンカメムシの関係を
時系列で巻き戻してみました。


■ 8月8日 (成虫確認日8/12日の4日前)

3齢幼虫がほとんどだと思うのですが、集団で見かけました。
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■ 7月24日 (15日前)

孵化後間もないと思われる、初齢(2齢)幼虫を確認しました。
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■ 7月13日 (30日前)

アブラギリが実を付けていました
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■ 6月17日 (56日前)

アブラギリの花が終わりを告げていました。
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そんなころ、偶然1頭のオオキンカメムシの成虫を確認
(産卵に来た個体だろうと想定)
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■ 6月11日 (62日前)

アブラギが花を付けていました。
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観察記録などと大袈裟なタイトルを付けてしまいましたが
筆者のMemoと言うことで
(尚、幼虫の齢についてはWEBの資料からでアバウトです。また
今回の成虫が6/17日に産み付けたであろう卵のものかは不明です)





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# by pastel24c | 2017-08-15 23:53 | 虫たち | Comments(2)

ヤンマたちの産卵


いつも、オオシオカラトンボだけが我が物顔で飛び回っている小池ですが
先日はヤンマたちの産卵日和だったのでしょうか、入れ替わりでやって
来ては産卵に励んでいました。
三種4態の産卵に立会うことが出来ました




① 「 マルタンヤンマ 」

この時期、この池での観察対象の大本命と位置付けています。

今季も確認することが出来ました。3年連続の嬉しい実績が出来ました。

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本来は、特集したいトンボですが、今回は特集するほどの枚数もなく
もう少し色々と撮れればと思い、この後も2度ほど様子を覗いに行き
ましたが会うことはありませんでした。

そして、産卵に来るということは、どこかにきっと♂がいるはずですが
未だに♂には会えません。 近くの樹上で休憩中の♂が居ないか、首の
いたくなる程見上げてはいるのですが・・・
いつか首の痛みが報われる日が来ると良いのですが(笑)




② 「 ギンヤンマ 」 連結産卵

時期的に所々でクロスジギンヤンマにかわり、ギンヤンマが増えてきました。

そんなギンヤンマが夫唱婦随で・・・

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ちょっと気になったことがありました。

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筆者としては、腹部付け根が空色は♂とばかり思っていましたが
今回の♀は♂と同じような色合いをしているのに気が付きました。

WEB上の投稿写真などを確認したところ、ほとんどの♀は次の③に
出てくるような腹部付け根の色合いが多いなか、少数ですが♂のよう
付け根の色合いの♀も居ることが分かりました。
個体差があるということでしょうか? トンボは難しいですね




③ 「 ギンヤンマ 」 単独産卵

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あれあれ、こちらのギンヤンマはどうしたのでしょう。
旦那さんの姿は見当たりません

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ギンヤンマは、連結産卵が多いように思いますが、産卵方法に決まりは無いようです。
連結産卵は一見微笑ましいように見えますが、♂に頭部の後ろを抑えられ、窮屈な
感じも見て取れます。そんな窮屈産卵を嫌う♀が方法を選べる選択肢を持っている
のでしょうか? 本認たちに聞いてみたいものです

( 一応ギンヤンマとしましたが、胸部側面に薄っすらとですが黒い細筋が見えます。
スジボソギンヤンマと言う交雑種もいるとのこと。容姿はギンヤンマ似で産卵方法は
クロスジギンヤンマ型と両者のDNAを受け継いでいる可能性も否定できません )




④ 「 クロスジギンヤンマ 」

あれっ、胸部側面にはっきりとした黒い筋が見えます。
と言うことで、こちらはクロスジギンヤンマです

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かなり腹部を沈めたり、産卵場所やその位置を頻繁に変えます。
きっとリスク管理の一環なのでしょう

こちらは、単独産卵が定番で連結産卵は見たことがありません。

一般的に出現時期は4月~7月と言われています。
今季、最後の産卵かも知れませんね。

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筆者の見立て、合否は分かりませんが、交雑種を含めた三種のギンヤンマ
の胸部側面の黒条の個体差なども考えると微妙で、同定は難しいですね




10mにも満たない小さく浅い池ですがヤンマたちにとっては貴重な産室なのでしょう。
この産室、大きな魚によるリスクはありませんが、管理の一環として外来種の水草を除去
することもあるので、トンボたちに撮っては一長一短と言うことになるのでしょう



そして、ここを常連とする 「 オオシオカラトンボ 」 も

縄張り主張と、自らの♀へのアタックに忙しそうでした

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データ
①・②・③ 7/27日  ④ 7/31日 観音崎にて
(トリミングあり)





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# by pastel24c | 2017-08-12 23:59 | トンボ | Comments(0)

キバラヘリカメムシ など


先日のカメムシの幼虫たちのアップ時には
間に合わなかった 「 キバラヘリカメムシ 」 でしたが

今季も、何とか・・・

成虫と終齢幼虫(5齢)が同じ葉上で

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幼虫、黄黒衣装の警戒色でしょうか? 
成虫よりインパクトがありますね


初齢幼虫は見つかりませんでしたが
終齢と、たぶん4齢だと思うのですが・・・

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4齢、ちょっとやんちゃな、中学生と言ったところでしょうか?
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終齢、こちらは、生意気そうな高校生風
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やがて、腹部に黄色だけを残し、地味な翅を付けた大人になります。

大人になると、子孫を残す使命が最優先のようです。

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さて、このカメムシの発する臭いは、青りんごのようだと言われていますが
筆者、嗅いだこともなく、嗅ぐつもりもなく真偽のほどは分かりません

そんな臭いを出す臭腺はお尻ではなく、中脚と後脚の間にあります(矢印)

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リンゴ臭を確かめたい方は、そのあたりに鼻を近付けてみて下さい(笑)



今季、いつものマユミや実績のあるニシキギでは見る事もなく、如何して
しまったのかなぁと思っていた矢先、犬も歩けばと言うことで、いつもの
マユミとは異なる葉上での対面になりました。

今回は個体数は少なく、うじゃうじゃと言う感じではありませんでしたが
今季も幼虫と成虫を同時に見る事が出来ました。 楽しいカメムシです。
今度は、あの地味な翅になる前の、その美しい脱皮過程を見たいものです
(5日 観音崎) (トリミングあり)



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~ 「 オオキンカメムシ 」 のその後 ~

ちょっと気になり、再訪して見ました

早いもので、前回から13日が経過していました。

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前回の容姿に比べると、ほとんどが上半身が青緑のメタリック色になっていました
幼虫齢は5齢にしては小さすぎるように感じました。3齢ぐらいでしょうか?

今季はアブラギリの実も少なく、高い所がほとんどで、これからの観察時には
低い位置の葉上にでも、集まってくれるとありがたいのですが・・・
(6日 市内にて) (トリミングあり)





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# by pastel24c | 2017-08-10 23:59 | 虫たち | Comments(4)

テントウムシ似 の クモ だった!


最初は葉上に不自然な赤っぽいものを見かけました。

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どうやら仰向けになって息途絶えているように見えました。

表側はどうなっているのだろう? ひっくり返してみようとしたら
ポロッと落ちました。 幸いにも草陰の途中に引っかかりました。

あっ、テントウムシだぁ!!

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シロホシテントウ系に良く似ている模様ですが、シロホシテントウの
倍ほどの大きさにビックリ!!

もしかして、巨大化したシロホシテントウ? それとも筆者の知らない
未知のテントウムシ いつもはそのまま帰るのですが、この時ばかりは
とりあえず、拾い上げ一円玉と記念撮影

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帰宅後、早々調べて見ましたがテントウムシでヒットは無し。


もう一度、仰向けになった写真をよく見ると、脚が8本・・・

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と言うことは、クモの仲間!!

ひっくり返った写真ばかりですが(汗)、横から前から
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辿り着いた先は

① 「 アカイロトリノフンダマシ 」 ( 体長 ♂ 2mm前後 ♀ 5~7mm )

② 「 サカグチトリノフンダマシ 」 ( 体長 ♂ 2mm前後 ♀ 7~9mm )

①、②の容姿はよく似ています。大きさから判定すると②のようにも思いました。

もし②だとすると、十数個体しか採取されていない(見た記録は分かりませんが)
希少種のようです。また♂は2010年に初めて発見されたとのこと。




①、②どちらかは結論付けられませんが、面白いクモですね。
名前のように、鳥の糞に擬態するのは分かりますが、この種はテントウムシに
擬態しているとの記載がありました。テントウムシに擬態してどんなメリットが
あるのでしょうね?


もう一つ気が付いたことは、体の横面の白い模様の中に黒い点があります。
(一円玉の二枚目の写真)最初はダニのようなものが付いているのかと思いましたが
どうやら擬眼に見せかけているようです。 側面が顔に見えないこともなく、どんな
歴史を持ってこのような容姿を選んだのでしょうね?


撮影時には、死んでいたと思いましたが、今考えると鳥の糞に
なりきっていたのかも知れませんね。
あぁ、いつもの口癖、もう少し上手に撮りたかった(苦笑)
(7/17日 三浦市 [小網代の森] にて) (トリミングあり)


参考までに、過去画像から
シロホシテントウ(3~4mm)です。
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# by pastel24c | 2017-08-08 23:59 | 虫たち | Comments(2)

真夏の決闘


いい加減なタイトルですが・・・

池中の石上に
「 シオヤアブ 」 と 「 シオカラトンボ 」 が絶妙な間合いで・・・

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どちらも肉食系、勝利するのは? 賭け率は “ アブ 8 ” に “ トンボ 2 ”
レンズ越しに、先に動いた方が負けかなぁ などと勝手に想像する筆者

トンボとアブ、そして筆者に暫く緊張の時だけが流れ・・・

そして、沈黙の時は破れ
すかさずシャッターを押した瞬間
(どちらが先に動いたかは分かりませんでした)

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上の写真が写っていました。

オオっ! なんと大技炸裂
プロレスで言うパイルドライバー(脳天杭打ち)!!

賭け率通り、アブがトンボを手中にと思ったのですが・・・


よく見ると写真のいたずらアブとトンボの前後が重なっていただけで
アブはトンボの胴体を挟み込んではいませんでした。

参考までに上の写真のあとの2コマを一緒にして見ました。
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死に体に見えたトンボでしたが、一度画面から姿を消した後、また戻ってきました

この後、お互い再攻撃することはありませんでした。
そんなことで今回の勝負は引き分け、賭けは成立しませんでした。

不思議なことに、今度は少し距離を置いて同じような光景が
何となくアブの方、戦意喪失と言った感じに見えました。
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結局両者、争う気は無かったようです。


一度、近くを「スズメバチ」が飛んできました。
アブの本能でしょうか、急に飛び立ちスクランブル体勢に

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結果は深追いすることもなく・・・すぐに元の石上に戻りました。



以下は 「 シオカラトンボ 」 のその他の写真など

石上の 「 オオシオカラトンボ 」 に盛んにちょっかいを出す
一頭の 「 シオカラトンボ 」 がいました。

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異種の♂同士の縄張り争いならわかるのですが
争う様子もなく、なんだったのでしょうね?



そして、恋路を邪魔する奴は何処にでもいるのですね
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♂の写真がほとんどでした。
最後に♀の飛躍を一枚添えて・・・
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シオカラトンボ、いつでも撮れると思い、普段積極的には撮らないのですが
この日は結構面白い場面に出会い、楽しかったです。
(1日 観音崎) (トリミングあり)





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# by pastel24c | 2017-08-07 23:56 | トンボ | Comments(2)

ウチワヤンマ 健在




今季の 「 ウチワヤンマ 」 の動向が気になり
市内で一番確率の高いポイントに6月から6回通いました
(ウチワヤンマだけが目的ではありませんでしたが・・・)
今季はダメかと思っていた6回目にやっと一頭を見つけました。

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そんな訳で、健在と言ってよいのか微妙ですが、先ずは良かった

実はコフキトンボのオビトンボ型を探していた時の偶然の出会いに
眼を疑ったほどでした。

オビトンボ型は見つかりませんでしたが、コフキトンボと仲良く

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やっと出会った♂一頭
風前のともしびにならなければいいなぁと思いながら・・・
シャッターを押す指にも力が入りました。

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暑くて、同じところに止まりっぱなしでは
ため息のひとつも 出るよネ(笑)

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それにしても前脚、複眼の後ろに上手に収納するのですね!







さて、以下の個体は、市内で未確認に終わった時の担保として
三浦のポイントで撮影した個体です。

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ここでは、4個体を確認しましたが、写真に撮れたのはいずれも♂の2個体でした。

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コシアキトンボと一緒に
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担保のウチワヤンマなんて、ちょっと、失礼ですよね(笑)







話題は変わり・・・

以前と比べ、最近は時々見かけるオニヤンマですが、写真には撮れずにいます。
通りすがりのオニヤンマ、今季の撮影は無理かなぁと弱気になっています。

そんな中、先日の県北西部に出かけた時に 「 コオニヤンマ 」 に出会いました

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“コ” とつきますが大きさはオニヤンマにひけをとりません。
“オニヤンマ”とつきますが、サナエトンボ科の一種です。
獰猛さでは、こちらの方が鬼かも知れません。

道路から川底を覗き込むような上から目線でアングルも限られていましたが
よく見ると、少し離れた葉裏(矢印)にヤゴ(抜け殻?それともこれから?)
らしきものが確認出来ました。いずれにしても葉上でじっとしていたので
羽化後間もない個体のように思います
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2014年には三浦半島の二カ所での実績もあり、運が良ければ近場でも見れる種
ですが、このところ縁がなく、3年ぶりの撮影になりました。

オニヤンマも二頭、飛んでいたのですが・・・ここでも写真に撮れず 残念



データ
① 7/24日 市内(YRP)
② 7/8日  三浦(小松が池)
③ 7/28日 県北西部(南足柄)




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# by pastel24c | 2017-08-05 23:54 | トンボ | Comments(2)

カメムシの幼虫 たち


7月の在庫から カメムシの幼虫 たちです。


「 ウシカメムシ 」 (170714・A)

成虫は毎年見かけるのに、なかなか幼虫には会えずにいましたが
なんと、4年ぶりの嬉しい出会い、今回の目玉商品です(笑)

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背面の肩の部分が “ 牛の角 ” のように見えることから付いた名前で
成虫以上に幼虫はこの部分が目立つように感じます。

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“ 通称 デビルマン ”
( 筆者20代のころ 永井 豪 作 漫画&TVアニメに登場 )
似ているか否かは別にして、成虫にはないこのモノトーンの
一見、強面な模様が格好良くて・・・

下の写真のように、とても小さな体に、細ペンで描いたような
繊細な線模様に魅せられます

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4年前にあった個体は、ひと回り小さく、紋様には大差はありませんでしたが
体色は紺色で、今回の個体より若齢だったような気がしました。

一円玉と一緒に撮る余裕があったのに、もう少し上手に撮ってあげたかった
今度いつ会えるかと思うとなおさら・・・(苦笑)

そう言えば、毎年見かける成虫、今季は逆にまだ会っていないなぁ~




「 アカスジカメムシ 」 (170719・B17)

セリ科のウイキョウ(フェンネル)で最初、成虫の交尾態が目につきました。

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成虫は先日もMFで見かけたりと珍しくはありませんが、よく見ると
交尾態の他に、初めて見る幼虫たちがいました。

一般的なカメムシは孵化後、4回脱皮を繰り返し5回目に成虫になります。
それぞれの過程を1齢~5齢と呼び、脱皮のつど容姿も異なります。

今回、様々な成長過程の個体を見かけましたが、正確な齢は判断できず
下記に若いと思われる順に、並べて見ました。
(最初のは若齢と終齢が一緒です)

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カメムシに限りませんが、大人になるということは、そう簡単ではありませんネ
写真を撮る側は、替り玉のように成長する様を楽しめますが・・・




「 ハサミツノカメムシ 」 (170728・G)

こちらも初見の幼虫です。
先日の県北西部でのこと、渓流脇の車道に停めておいた車に

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まだ翅も無く飛べないのに 何処から来たのでしょうネ ?

偶然ですが、先日(6/9日)、MFで成虫を初めて見ました。
(腹端に ハサミのようなものが付いていないので♀です)
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なにか因縁めいたものを感じました。




「 オオキンカメムシ 」 (170724・B10)

食樹のアブラギリが実を付けていました

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よく見ると、そこにはたくさんの初齢(1~2齢)幼虫が・・・

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今季も御神木のアブラギリで孵化した幼虫たちを見る事が出来ました。
これからの成長過程が楽しみです。 次回はいつ行こうかなぁ~



7月に会ったカメムシの幼虫、4種の在庫整理でした。
幼虫が先になりましたが、春から撮りためた成虫たちのの整理もしなければ(汗)


尚、種名の後の()内は(撮影年月日・場所記号)です。
場所記号 A : 観音崎
       B : 横須賀市
       G : 南足柄市
英文字の後の数字は詳細場所ですが、筆者のメモと言うことで。




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# by pastel24c | 2017-08-03 23:57 | 虫たち | Comments(2)

清流 に ミヤマカワトンボ


夏はやっぱり、足元に冷たい清流、そして渓流沿いを吹き抜ける爽やかな風の中
ひと時の暑さを忘れ、「 ミヤマカワトンボ 」 と戯れるのは最高の楽しみです。

車でなければ、川底に沈めた缶ビール 美味しいだろうなぁ~ なんて

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そんな感じを撮ってみたのですが、水の中 本当はもっときれいでした。
そして主役のミヤマカワトンボが一頭、石上に写ってはいるのですが・・・(笑)


その主役たちです。

清流に落ち着いた色合いの翅が良く似合います。

♂です
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腹部が青緑に輝きます。この金属光沢は個体差、また光加減により異なります。



♀です
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♂のような腹部の派手さはありませんが、燻したような色合いが良いですね。
そして、翅に白い縁紋が♀の証、分かりやすくて助かります(笑)


そして翅脈、先のミヤマアカネと比べると、より繊細で神秘的です。
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欲張り筆者、交尾態や産卵などを期待したのですが、そう都合よく
出会えるものではありませんね。


そんな中、唯一のパフォーマンス、♀の着地の2コマです(笑)

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撮影時には気が付きませんでしたが
着地の先には、イトトンボ型のヤゴでしょうか?



このトンボの産卵方法は特異で水中に潜って、川底の木などに卵を産み付けます。
もしそんなシーンに出会えたらと思い、膝までの長靴とおもちゃ程度の防水デジカメ
を持参しました。結果、長靴と防水カメラの出番はTOPの写真どまりでした(笑)

せっかく持って行った長靴でしたが、水の中でしゃがみこんだりしているうちに
長靴の中に水が入り、お尻も水に浸かるはで、涼を満喫してしまいました(笑)


アオバト ・ ミヤマアカネ ・ ミヤマカワトンボ と
昔の場末の映画館ではないですが、3本立てが楽しめた夏の一日でした






~ 番外編 ~

小川で二人の子供(小学生高学年くらい)が網を使い川底をさらっていました。

ちょっとバケツの中を覗かせてもらいました。

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これはゲンゴロウ?

子供たちから 「 シマゲンゴロウ 」 という答えが返ってきました

帰宅後、調べて見たところ、環境省カテゴリー準絶滅危惧(NT)
神奈川県では絶滅危惧ⅠB類に指定されている貴重なゲンゴロウ!!

この日の一番のサプライズになりました


もう一つのバケツの中にも一匹、そして サワガニらしきも
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大小の ヤゴ もいました。大きいのは オニヤンマ でしょうか?
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水生昆虫、丸っきりの素人ですが、面白そうな世界ですね。
いやいや難しい世界、足を突っ込まない方が無難ですね(笑)
(7/28日 県北西部 にて) (トリミングあり)




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# by pastel24c | 2017-08-01 23:58 | トンボ | Comments(0)

水田 に ミヤマアカネ


珍しいトンボではありませんが
三浦半島では記録も少なく、県北西部まで足を延ばしてみました

この時期、青々としげった水田に集う 「 ミヤマアカネ 」 の構図が好きです。

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大袈裟ですが、田植えからお米の刈取りまで刻々姿を変える田んぼ
そんな田んぼを背景に、日本の原風景と言っても過言ではありませんね。


一枚の田んぼの中の一部には、他より先に出穂を済ませた一角もありました。

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よく見ると、穂先に小さな白いものが見えます。

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出穂のあとに開花する雄花です。


ここでは、十数頭の個体が翅を休めてました。

赤が映える成熟♂です。
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赤くなる前の未成熟の♂です。
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未成熟の♂と似ていますが・・・
腹端の上部に黒い線が確認できたので♀です(まだ未成熟?)
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水田以外の場所で出会った2個体です。
両個体とも腹部の色合いから水田では見られなかった成熟♀でしょう。
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翅脈、繊細でとてもきれいです ( 未成熟 ♂ )
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国内のトンボでは、翅の外縁以外に帯状の模様があるのはこのミヤマアカネと
コフキトンボ♀のオビトンボ型の二種だけと言われていますが・・・

次回、アップ予定のミヤマカワトンボにも同系色で目立ちませんが
帯状の翅模様と言っても良いのではと筆者は思っています



今回、少々面食らったことがあります。
先ずは、昨年観察した水田を訪れて見ましたが・・・あれれ、田んぼが無い!
あるものとばかり思っていたので、場所をまちがえたかと思ったほどでした。
ショックでした。家内と顔を見合わせ、後継者不足なのかなぁなどと話しながら
気をとり戻し、道路脇の他の田んぼを覗いたところ、いた居たということで
ほっとしたと同時に嬉しかったです。
やはり、水田にミヤマアカネはよく似合いますね





~ 番外編 ~

水田では、ミヤマアカネの他に・・・


稲作の敵 「 クモヘリカメムシ 」 が2個体いました。
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秋の収穫に向け、これからと言うときに増えないことを願うばかりです。



羽化したての 「 モンシロチョウ 」 ( サナギ痕はすぐ下の葉裏についてました )
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水田の中の稲の葉に、どこからどのようにしてやって来たのでしょうね?
謎めいた水田での羽化、贅沢ですよね
(28日 県北西部 にて) (トリミングあり)




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# by pastel24c | 2017-07-30 23:59 | トンボ | Comments(2)